バイク用ブーツ大人買い!

今まで愛用していたバイク用ブーツ、と言ってもバイク用品メーカーではなくアウトドアブランドの防水登山靴です。

7年も使っていればしょうがないのですが、気が付いたら踵の内側が破れていました。

防水性やソールのグリップも健在なので直そうかと思ったのですが、かかと周りだけを修理するのは難しそう。

雨の日の仕事用に降格!?

そうなると、俄然物欲がムラムラ・・・

色々調べた結果、歩きやすく、いかにもバイク用っぽくは見えないシンプルデザインでレザー製、ハーレーダイナでもホンダCBでも、マッチする物。

ロングツーリングでは防水性も必須。

買ったのはこちら。

勢いあまって3足まとめ買いしてしまった。

ジョンロブやエドワードグリーンを買うことを思えば、と自分自身を納得させました。

左から仕事用のニューバランス 574、セミロングタイプのクシタニ ネオブーツ、ゴアテックス搭載のガエルネ ボヤージャーCDG。

クシタニプロショップ三鷹店まで見に行って一目ぼれしてしまったネオブーツ、ロング丈のバイク用ブーツを買ったのは30年ぶりです。

ネオブーツは柔らかくて軽いのが最高。デザインもオーセンティックでクラシックバイクのCBとは相性抜群。

ボヤージャーも軽くて歩きやすいのにヌメ革とスエードで質感良好、ゴアテックスで完全防水、メーカー名やロゴがなくてシンプル。

ネオブーツ同様にちゃんとバイク用らしく、つま先やくるぶしやかかとにインナーカップが内蔵されていて安全性も高そう。

今からツーリングが楽しみです(*^-^*)

クシタニとガエルネ、歩行性能UPのために、それぞれのハイグレードインソールも買ってみました。

やっぱりクッション性も歩きやすさも大きく違う感じです!

これはおすすめ!

靴紐はペダルに引っかからないように外側でサイド結びしました。

ライダー結びと言うらしいですねぇ。

今度はツーリング後にレビューしたいと思います。

真夏になっちゃった、時計メンテ(ベルト交換とお掃除)

日差しが暑い!

汗が止まらない!

夏仕様にしなければ。

クロコベルトからラバーベルトに交換しました。

純正ラバーベルトは劣化してしまい使えなくなったので去年から【モレラート】です。

ついでの作業。

使用頻度の高いオリス アクイスとピアスやリングもお掃除しました。

実はこのリング、業者さんに頼んで裏側のクリーニングをお願いしたので以前に比べて石も輝くようになり嬉しいのです。

パネライももうすぐ15歳、なかなか、おっさんになってきたような気がします。

手巻きの感触もおおらかなコリコリ感で、サンドイッチ文字盤のルミノバも光り方が強烈そのもの。

44mmはデッカイけどもチタン製で軽いし使い勝手は悪くありません。サイズ的に今ではどうなの?と思いつつ、手放すと寂しくなりそうな個性的な一本。

フィアット 500(チンクエチェント) ステアリングリペア

横浜のイタフラ有名店からのご依頼です。

フィアット 500(チンクエチェント)。

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汚れを落とそうとしたのか?

部分的に擦れている状態。

チンクエチェントのステアリングの革はデリケートなんです。加工されているピグメントレザーの表面が剥がれやすく、捲れている事もよくあります。

今回は、一部分が擦れた状態なのですが、クリーニングして確認すると所々に傷も見られました。

なので、3分の1程度の範囲でリペアしました。

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店長にご確認いただき終了です。

綺麗に仕上がりました。

ジャガー Xタイプセダン 天井張替え修理&防音断熱材追加

東京都杉並区にお住いのK様からご依頼です。

ジャガー Xタイプセダン。

事前に打ち合わせを行い、生地の色をご指定いただきました。

当日、K様のご希望で防音断熱材も追加することに。

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後ろが見えなくなるのでテープで固定していました。

内装を傷つけないように養生してから部品を取り外していきます。

張替え作業ではルーフライナーを外に取り出す必要があります。

劣化してベトベトになっているウレタンは完全に取り除いて綺麗にしていきます。

脱脂して接着工程の準備。

張替え終了。

天井の裏側には防音断熱材を貼りこみます。

その効果は・・・・・こちらでご紹介していますからご参照ください。

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天井を入れて取り付けしていきます。

ランプの点灯確認も無事終了。

お引取りに来たK様も、スッキリと綺麗になり驚いていました。

当店では、完全予約制のため修理は1日で終了します。朝お越しいただき夕方以降でお引取りが可能ですよ(*^-^*)

天井張替え修理のご案内はこちらです。

メルセデスベンツ 230E(W124) 天井張替え修理&防音断熱材追加

茨城県つくば市にお住いのK様からご依頼です。

お車はメルセデスベンツ 230E (W124)。

高速に乗って茨城県からわざわざお越しいただいたK様にご満足いただけるよう、丁寧な施工を心かけて作業をしたいと思います。

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完全に剥がれています。

車内の養生さえ完璧ならばガラスを外さなくても無理なく天井の取り出しは可能です。

劣化したウレタンを取り、脱脂して接着準備をします。

グレーの生地で張替え完了。

K様のご希望で、急遽、防音断熱材を追加となりました。

サンルーフ無しの仕様ではお勧めいたします。

防音断熱材の効果については、夏場に放射温度計で計測した結果。

なんと10℃の違いを確認しました。

エアコンの効きが良くなり、雨音も軽減されます。

【防音断熱材のテスト・ご案内】詳細はこちらをご参照ください。

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スッキリしましたね。

綺麗によみがえった愛車を見て、K様も大喜び!

ご満足いただきました!(^^)!

今日は、オリス アクイスデイト

ジャガー XKRコンバーチブル(X100) 内装リペア後編 

前回の前編ではレザーシートの変色や深いひび割れをリペアしました。

施工後の運転席

後編ではハンドル、ホーンパッドの色褪せを補色リペアする施工のご紹介です。

ジャガーのコンバチでは過去にも同じ症状のリペアを行いました。

オープンカーなので、日に当たるから色褪せするのかもしれません。

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ステアリングレザーやウッドは目立つ損傷がありません。

ホーンパッドだけが色褪せていて残念!

素材はピグメントレザーの本革なので同じように塗装で補色すれば綺麗になるはずです。

大まかな養生をしてクリーニング。

ステアリングホイールの皮脂汚れも落として革の状態を見極めます。

塗料を調合して作ります。

シートと同系色ですが、同じ色ではなく少し濃いベージュ系なので要注意。

グレージュな感じです。

脱脂後にマスキングして厳重な養生をします。

それから密着性テスト、塗装工程に入ります。

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塗装範囲はホーンパッドのみです、リペアは最小限にとどめても違和感なく仕上がります。

ハンドル周りや運転席が綺麗だと印象はかなり違って見えますね(*^-^*)

社長にご確認いただき終了です。

次のオーナーさんのもとに旅立っていきます。

ステアリングの補修例はこちらをご参照ください。

本革ステアリングは多少の痛みであれば修理が可能です。

本日はタグホイヤー モナコ

ジャガー XKRコンバーチブル(X100) 内装リペア前編

いつものジャガー屋さんからご依頼です。

X100系。

XKRコンバーチブル。

なかなか大変そうな内容です。

なので、今回は前編としてシートリペアをご紹介。

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とにかく目立つのは謎の変色と深いひび割れ!

緑色!

それも過去にリペアされた跡がはっきりと確認。

直接の変色原因が過去のリペアなのか?は定かではありませんが、何とかしなければいけません。

まずは汚れを落として再確認。

次に変色した塗料を溶剤で溶かしながら落としていきます。

簡単には落とせないので大変・・・

それから革のひび割れをなだらかにするのにサンディング。

コンマ数ミリ削り落とす作業。

レザーパテを数回に分けて入れつつ、番手を変えながらサンディング。

変色は背もたれサポート部分でしたが、座面の革も硬化していたので表層を削ってパテを入れました。

脱脂したり、マスキングしたり、ピーリングテストしたり、一通り準備してから塗装工程に入ります。

ステッチにはなるべく塗料が付着しないようにして、ダブルステッチの間も劣化しているので色を差していきます。

ようやく完成。

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本来の色に塗装して出来上がり。

見違えるように復活。

翌日は、ハンドルのホーンパッドをリペア予定。

レザーシートのリペア施工例はこちらをご参照ください。

メルセデスベンツ AMG SL73(R129) 天井張替え修理

東京都杉並区の業者さんから天井張替え修理のご依頼です。

メルセデスベンツ AMG SL73。

数多く施工しているR129です。

ハードトップは重いので社長と一緒に持ち上げて降ろします。

何度やってもほんとに重い・・・

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アシストグリップやサイドパネルを外して、ボードだけにします。

劣化したウレタンを除去してクリーニング。

新しい生地で張替えます。

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張替え後は再び取り付け。

社長にご確認いただきOKなので、頑張って車体に乗せました。

当店では、10年前から様々なメーカーや車種に対応しております。

それでも、ご対応可能な車種ばかりではありません。なかには触ったことがない車種やお断りしてしまう車種もございます。

先ずは「お問い合わせ」からご相談ください。

今日はブライトリング、モンブリランでした

ルノー ルーテシアV6 エアコンスイッチ再生(京都からご依頼) 

前回の続きです。

前回の記事はこちら

郵送でご依頼されたルノーのパーツが追加となりました。

エアコンユニット一式。

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一見、特に問題ないように見えますね~。

よーく観察すると大きなスイッチの表面にひび割れが!

そして、触るとベタベタ・・・

デッドストックの新品部品です!

残念ながら古くなると未使用部品でも経年劣化が進んでしまうのが現実です。

入手困難だそうで、「なんとか使えるようにしてほしい」とご相談され、京都から送っていただきました。

これをどうすんの?って感じですが。

事前に分解方法を教えていただいたので何とかなると信じます!

透過式スイッチなのでマークも再生する必要アリです。

サイズ計測。

案外、単純な作りで良かった(*^-^*)

本体部分のベタベタは溶剤で落とせましたが、スイッチは塗装が固くてダメです。

しょうがないので工具で一つ一つ削り落とすことに・・・

仕上げ塗装まで終わり。

今度は本体のメタリック塗装。

前回塗装したドアのパーツと同じ色にする必要があります。

塗装が終わったら組み立て。

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スイッチはつや消しブラックの透過式。

本体はガンメタリック。

無事に終了してホッとしました。

内装パーツのお持ち込み、郵送依頼も受付しております。

こちらをご参照ください。

ルノー ルーテシアV6 スイッチパネル リペア(関西から)

京都府の業者様から郵送でのご依頼です。

ルノー ルーテシアV6のドアスイッチインナーパネル。

どうやら、部品入手が難しいらしく、取り外してリペア。なのですが古くなってきてベトベト状態。

なんとか、綺麗に使えるようにしたいとご相談いただきました。

ベタベタの原因は、塗装膜の加水分解です。クリーニングで取れるものの一緒に塗装も剥がれてしまう状況でした。

そこで、ある程度落としてから表面をコーティングして再塗装することに。

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傷も多くところどころ削れています。

何度もサンディングと塗り込みを繰り返して段差を消していきます。

ようやく、下地処理が出来ました。

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ブラックではなくガンメタのようなメタリックカラーです。

内装パーツのお持ち込み、郵送依頼も受付しております。

こちらをご参照ください。

次回は、他のスイッチの作業。