フォルクスワーゲン パサートCC 天井張替え修理 東京・杉並 なるほ堂 

シルバーウイークの中日、ようやく涼しく曇りではあるものの過ごしやすい一日ですね。

外出予定はなく家族で家にこもっています。

子供たちは兄弟でゲームをしたり、私もラ・リーガを見たり少しのんびりしています。

当初予定していた施工が延期になり時間が出来たので久しぶりのブログ更新に努めます。1試合見た後で!(^^)!

今期のリーガはとにかく久保選手のビジャレアルに大注目!

今日は乾選手のエイバルとの対戦、第二節の割には強度の高い良い試合でした。

さて、施工紹介ですが、少し珍しいお車です。

フォルクスワーゲン パサートCC。

東京都中野区にお住いのY様からご依頼いただきました。

4ドアですが流麗なクーペシルエット!

かなりの台数をこなしている当店でも初めての車種です。

内装部品もセダンやヴァリアントとは微妙に違う仕様になっていました。

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オーソドックスな方法としてはフロントガラス外しですが、当店では外さないで取り出しを行います。

アシストグリップやピラーの固定方法も違っていました。

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綺麗に仕上がりました。

取り付け前には2人でもう一度確認して、車内にいれる際の角度や固定する部品の順番、配線の取り回しなどを打ち合わせします。

戻すのも大変です、かなり曲げながら角度を調整しながら車体に入れていきます。

完了

電動リヤシェード、ルームランプの点灯確認もOKです。

どうしても、天井形状的に大きく曲げる必要があります、そのためある程度の皴は避けられません。

しかし、皴が目立たないように生地の厚みやウレタンの固さで工夫しています。

難しい車種ではありますが最善の修理が出来たと思います。

Y様にご確認いただき、無事に笑顔でお引取りいただきました。

Y様、ご依頼だけでなく、資料のご提供までしていただきありがとう御座いました。

また、ブログ掲載を楽しみにされていたのに遅くなってしまい申し訳ありませんでしたm(__)m

今後も気持ち良くお乗りいただければ幸いです。

パサートCCにお乗りのオーナー様、お困りの際はお気軽にご相談くださいませ。

本日の相棒は、パネライ 去年オーバーホールも終えてベルト交換もした絶好調のルミノールマリーナ

フェラーリ F355 メーターフードFRP加工(変形修正) なるほ堂

娘の高校は9日から夏休みのようです、夏休みは2週間程度と少なく可愛そうな気もしますが旅行にも行けませんし、部活が楽しいみたいであまりがっかりしていません(;^ω^)

親としては健康でいてくれるのが一番!

私も旅行に行けなくなったのでお盆お休みなしで仕事します!

横浜市のイタフラ専門店様からご依頼です。

お車は、フェラーリ F355。

本革張りの内装のため保管状況により様々な不具合が出てきてしまいます。

ダッシュボードの革が剥がれて浮いてきたり、メーターフードも革が剥がれて変形してきます。

主な原因は太陽光!ダッシュボードは高温にさらされます、素材が熱による膨張と収縮を繰り返し、乾燥もするために革が縮んでしまいます。

すると縮んだ革に引っ張られてベース部分も変形してしまう訳です。

それでも修理は可能。

かなり面倒な作業を強いられますが出来ないことはありません。

部品も手に入りずらい高価なパーツなので修理をご依頼されました。

現車での位置合わせとマーキングをして部品を取り外します。

フロントガラス側から見ると3センチ程度の隙間が見えてしまう状況。

反りあがっていた部分を削り落として長さも2~3センチ足します、成形した後は革を貼って完成予定。

外した次は表皮を剥がします。

表面の接着剤跡を落とすところから作業再開。

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予め仮決めしておいたパテを成形しながら次のパテを入れていきます。

かなり削り、パテをひいて、またサンディング、繰り返してそれらしい形になってきました。

硬化したらパテを入れて乾燥。

今回使用しているパテは3種類、高温にも負けない耐熱パテや成形しやすいバンパーパテ。

ひたすらブロックを使って手作業でサンディングします。

微妙なカーブを描いているため時間がかかります。

もう少し。

嫌になる位、繰り返しサンディングしながら修正します。

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ようやく完成。

触っても全く引っ掛かりもなく滑らかなカーブです。

これなら革を貼っても綺麗に仕上がる筈です。

納品して実車に当てて確認したら革を貼って完成。

疲れたのでゴロンとします((+_+))

オーテック・ザガートステルビオ (その②)フロアマットクリーニング なるほ堂

先日、パーツ(エアコン吹き出し口)をお渡ししたK様のザガートステルビオ。

次はフロアマットのクリーニング依頼です。

外装がピカピカ、いかにもガラスコーティングが効いていそうな状態です。

もちろん、屋内ガレージ保管、とても普通の駐車場にはおいておけませんね。

お預かりしたフロアマットをクリーニングしたいと思います。

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ブルーシートの上に広げました

ブラシで砂や埃をかき出してからクリーナーで吸い取ります。

サイズが大きいフロアマット達はお風呂場で洗います。

当然、お風呂場も汚れるので、作業の流れとしてはお風呂の大掃除まで行う事に・・・

家族的には「パパが風呂場を大掃除してくれる!」って喜ばれます。

大変なんですけどね(;´Д`)

あまり直射日光が当たらないように陰干しです。

時間は掛かりますがよく乾燥させて終了。

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梱包して納品します。

フォルクスワーゲン ゴルフ5GTX 天井張替え修理 なるほ堂

東京都新宿区にお住いのN様からご依頼です。

お車は、フォルクスワーゲン ゴルフ5GTX。

ゴルフ5はゆうに100台以上の施工実績がある当店ですが、GTXは珍しいですね。

今回で2度目か3度目です。

GTX、ググってみると日本では2005年から3年弱の設定だったようです。

エンジンはGTIと同じで内装にレザーシートやウッドパネル等の豪華装備になっています。

車体サイズは現行のゴルフ7よりも小さいですが、軽くて速いしブレーキも良く効きます。

発売から10年以上たっていますから天井のヘッドライナーは剥がれてきております。

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部品交換と同じでルームランプやアシストグリップ、サンバイザーやヘッドコンソール、各ピラーも外す必要があります。

私と相棒の職人の方が間違いなくディーラーのメカニックの方より脱着を繰り返していますね、ですからサービスマニュアルがなくても外し方を熟知しています。

接着工程の前に必要なマスキングを施します。

張替え完了。

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N様にご確認いただき「ありがとうございます、広く感じるし気持ちもスッキリしました」ととても喜んで頂きました。

新車から乗り続けており、愛着のあるお車、他には故障もなくまだまだ車検も継続して乗り続けたいとのお話です。

これで、安心してお乗りいただけると思います(*^^*)

フォルクスワーゲンの天井張替えをご検討の方、修理での車両預かり期間は原則として1日のみです。

先ずはお気軽にご相談ください。

今日の相棒は、ブライトリング モンブリランエディション

オーテック・ザガートステルビオ (その①)エアコン吹き出し口&灰皿リペア塗装 なるほ堂

東京都杉並区にお住いのK様からご依頼です。

お車は、オーテック・ザガートステルビオ。

非常に珍しい希少車ですね。

日本に何台存在するのやら・・・

イタリアの有名カロッツェリアであるザガート(現:SZデザイン)と日本のオーテックジャパンが共同で開発して1989年に発売されたようです。

オーテックジャパンは日産系の会社なので、ベース車両は日産レパード(2代目)がベース。

2代目レパード(F31)のシャシをベースに、ハンドメイドのアルミ製ボディ+カーボンファイバー製ボンネットフードを乗せ、内装は総張りという豪華な作りでバブル期を象徴する一台だった。生産台数は200台+プロトタイプ3台で、主に日本へ輸出された。 少量生産車ではあるが、運輸省への届出上は「レパードの改造車」という扱いではなく、車名・オーテックザガート、車両型式・E-AZ1として運輸省の型式指定を受けている。

『ウィキペディア(Wikipedia)』参照

私の個人的なイメージでは、ザガートと言えばアルファロメオのSZ!

しかし、同年代のこの車両も良く似たテールデザインでした。

一見ミラーレスに見えますが大きく盛り上がったフェンダーに埋め込まれています!カーボンフェンダーミラーって凄いですね(;^ω^)

そんなK様が持参されたのは、内装のエアコン吹き出し口。

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なんせ30年以上前のパーツなので・・・劣化して割れてしまうのは仕方がありません。

灰皿の蓋

元々の質感がテカテカと艶があるので一緒に塗装し直してほしいと追加依頼となりました。

K様がパテで補修しており、多少の凸凹はありますが形はそのままでよい、色だけ合わせて塗ってほしいとのご依頼です。

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灰皿の蓋も塗装します。

写真だとあまり分かりませんが、マット塗装しています。

K様が取りに来られて納品、満足していただきました。

次の依頼として、フロアマットのクリーニングと消臭のご相談をさせて頂き、日を改めて施工となりました。

今日の相棒は、シチズン アテッサ

ソーラー電波時計なので日付も時間合わせも必要なく何もすることが無く楽ちんです(^^♪

それでも機械式時計の面倒なところが・・・それはそれで可愛いって・・・ただの時計オタって事ね(;^ω^)

フォルクスワーゲン トゥアレグ 天井張替え修理 なるほ堂

杉並区、ご近所にお住いのI様からご依頼です。

お車は、フォルクスワーゲン トゥアレグ。

少し丸みのあるヘッドライトは初代トゥアレグの後期型ですね。

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運転席の上も生地が浮いて膨らんでいます

車種により取り外すパーツの順番は違います。

2名で確認しながら手順や注意ヶ所を目視確認。

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純正とは生地が違いますが、色の系統はベージュです。

広々としてスッキリしましたね。

トゥアレグの天井(ルーフライナー)をディーラーさんで部品交換するのはフォルクスワーゲンの中でも高額な部類です。

25~30万円程度の予算が掛かりますが、張替え修理ではパーツを再利用するため半額~1/3程となります。

純正仕様に強いこだわりのある方は部品交換をすればよいのですが、そこまで費用をかけたくないとお考えの方には張替え修理がおすすめです。

I様にお引渡し、ご満足いただけました!

今日の相棒は、ブルーモナコ

アウディ A4セダン(B7)天井張替え修理 なるほ堂

少し前の施工紹介。

東京都練馬区にお住いのT様からご依頼です。

お車はアウディ A4セダン(B7)。

綺麗に維持されています

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作業前には、ルームランプや可動部分の不具合はないのか?チェックします。

アウディは劣化したウレタンがベタベタになり簡単には綺麗になりません。根気よく除去してからもきっちり脱脂する必要があります。

こういった下地処理工程は車種により様々なため、施工時間や施工価格もメーカーや車種により異なります。

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純正生地とは変わりますが同じグレー系での張替えなのでそれほど違和感は感じないと思われます。

T様にご確認いただき無事お引取り完了。

凄く喜んで頂きました、これで不快感無く安心してお乗りいただけるのでないでしょうか。

本日は、ルミノールマリーナ

ジャガー XKR(X100) ステアリングリペア&うなぎを求めて! なるほ堂 

いまだ不安定な天候が続きますが、今日は外での施工です、それも屋根がありません、ピンチです。

納車が決まっている車両で日程に余裕もないため何とかしなければなりません。

いつものジャガー専門店様から、X100のステアリングリペア依頼です。

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雨雲レーダーを見ながら・・・時間との闘い。

急いでセッティングします。

プロなので、どんなに急いでいても仕上がりを犠牲にするわけにはいきません。

その分、いかに効率よく進めるかを考えます。

途中でやはり雨が降ってきたのでバスタオルで簡易屋根を作って濡れないようにしました。

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何とか本格的に降られる前に片付けまで終わりました。

社長にご確認いただき終了。

仕事が思いのほか早く終わったので外食に行こうかと。

娘も私と同じでうなぎには目がありません、しばらく連れて行ってなかったので家族3人で阿佐ヶ谷まで。息子たちはテンション上がらない様なので別行動。

浜松市出身の私は子供のころからお祝いと言えばうなぎが定番だったこともありうなぎ大好き人間です、以前からなんとなく杉並で美味しいうなぎ屋さんを探していました。

コロナと夏を乗り切るために栄養を付けなければ!

今回は、阿佐ヶ谷の「阿づまや」さんに行きました。

開店前に到着、アクイスにチェンジしてます(;^ω^)
おいしゅうございました(*^^*)

ふわふわの身、さっぱりしたたれ、熱々を頂きました。個人的な好みとしてはもうほんの少しだけ甘みのあるたれならなお良かった。しかし、うなぎ屋さんで食べると胃もたれしないのは何故でしょう?

フェラーリ F355 内装リペア 追加依頼&打ち合わせ なるほ堂

いつまでたっても梅雨明けしなくて悶々としてしまいますね(-_-;)

今日は店舗のショールーム内での作業なので助かります。

フェラーリ F355 レザーシートリペアをした続きで追加依頼です。

ドアの傷、レザーなのでシートと同じ要領で施工します。

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F355はドアも本革(コノリーレザー)製なのでリペア可能です。

クリーニング後に下地処理。

表皮が部分的に剥がれているので段差があります。そのまま塗装するだけでは凹みが目立つので細かい作業となりますが薄ーくパテで修正します。

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部分的な暈し塗装のため違和感なく仕上がります。

社長にご確認いただき終了。

夕方からはBMWのお客様と打ち合わせ。

BMW 635CSIのS様がお越しになり実車を拝見しながらご相談内容をお聞きします。

メッキモールの腐食をリペアしたブログ施工例を見られてご連絡くださいました。

ところが、以前施工した程度と同じか?と私が想像していたよりもずっと良く、所々に腐食の班が出ている状態。

某コーティングチェーン店では施工不可と言われて当店にご相談になった訳ですが、現状を見る限り市販のメッキ用コンパウンドで研磨すれば十分と判断しました。

そうであれば、私に依頼して工賃を支払うよりも、方法をお伝えしてご自分で頑張っていただこうと思い、やり方をお教えしました。

S様もメモを取り「やってみます!」との事。

もし、上手くいかなかったとしても素材を傷める事も無いので問題ありません。

本格的な研磨作業では綺麗な部分も削ってしまうためかえってよくない、もったいないと思いました。

パーツが手に入らない希少車ですからね。

マスキングや脱脂の仕方、コーティング剤の種類もお伝えしました。

他にも、シート、ダッシュボード、等、私が分かる範囲でアドバイスさせていただきました。

S様、本日はご足労下さり誠にありがとう御座いました。

ご依頼の際は丁寧に施工させて頂きます!

お土産を頂きました(#^^#)

S様、ご馳走様でした、家族でいただきましたよm(__)m

フェラーリ F355 レザーシートリペア(擦れ) なるほ堂

静岡県富士市の輸入車販売店様からご依頼です。

お車は、フェラーリ F355。

杉並の店舗に入庫しているタイミングでリペアをします、その後に静岡に陸送のようです。

内装の状態は良好

スイッチ類のベタベタは処理されており綺麗です。

運転席の背もたれサイドサポートと座面の側面は擦れていて気になります。

背もたれは衣服で擦れる場所ですし、座面の側面はサイドブレーキの操作の際に擦れてしまいます。

F355のシートではお決まりのパターンですね。

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座面のひざ下コーナー部分も乗り降りで来れてきます。

座面の中央ひざ下部分には引っ掻き傷も見受けられます。

現状では傷の確認が不十分となるため、クリーニング工程ではしっかりと汚れを落とす必要があります。

その後は一旦乾燥させてから再度革の柔軟性や傷の深さをチェック。

各工程ごとにマスキングを行い実施します。

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仕上げ工程を経て完了です。

あくまでも自然な仕上がりにしました、お車の雰囲気や年式、助手席とのバランスを考慮して手を入れたかどうかも分からないくらいにします。

革の特性や車種毎の違い、またオーナーやお店の好みを反映さた仕上げ方にしています。

社長にご確認いただき終了です。

今日の相棒はモナコ