BMW M3 SMGⅡ 前編 内装パーツリペア修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

杉並区のいつものお店(ポルシェ・フェラーリ等の趣味の車屋さん)からの依頼です。

お車は、BMW M3 SMGⅡ。

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内装パーツのリペア修理。

シフトノブ周りのパネルキズとグローブボックス下のキズです。

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どちらも硬い物を引きずった様なキズです、原因はバッグやチャイルドシート?

色はガンメタ。

久しぶりにシルバー系の塗料を調合して色を作りました。

BMWに限らず、輸入車の内装は金物が当たったりすると引っ掻きキズで塗装が捲れてしまう事が良くあります。

下地を整え、部分的に塗装で補修します。(ご予算のよっては全て剥離して再塗装する事もあります)

マスキングが大変でした。

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綺麗に仕上がりました。

社長のOKをもらい、終了です。

後編は本革レザーシートのリペア修理です。

BMW 635CSI(E24) 後編メッキモール、レザーシートメンテナンス 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

前回の続きです。

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E様のE24、フロントと両サイドのメッキモールリペアを行い綺麗になりました。

今日は、リヤガラス周りとバンパーのメッキモールリペア。

そして、本革レザーシートのクリーニング&保湿メンテナンスです。

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前回同様に、マスキング~研磨~磨き~脱脂~コーティング、と進めていきます。

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この車のメッキモールは大きくアールを描いてラウンドしており凝った作りになっています。

平板な面構成ではないので製造コストも高そうです。

E様は、前々からメッキの曇りが気になっていたそうです。

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外装のメッキパーツが綺麗になるとシャキッと引き締まった印象になります。

特にメッキが多用されている車は、違いが顕著に現れます。

当店は、腐食の度合いに合わせて施工方法を変えながら作業していきます。

基本は手作業で行います。

理由は、パーツの形状や繋ぎ目、細かい所まで、汚れやメッキの状態、キズ等を見分けながら丁寧に行うには欠かせないからです。

従って、それなりの時間が必要となり、格安の作業工賃にはなりませんが、丁寧さを売りにしているのでお客様に喜んでいただけると嬉しく思います。

次は、内装です。

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レアなバッファローレザー内装車です。

バッファローレザーは通常の本革と違い汚れが染み込んでしまいますが、E様の車は綺麗な状態を維持されていました。

表面の汚れをブラシやウエスで拭き取ります。

仕上げに保湿メンテナンス剤を塗り込みしばらく放置。

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乾拭きして余分な油分を取り除きます。

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良い感じになりました。

普通の塗装革とは違い保湿剤の吸収がとても良いのでしっかり吸い込まれていきます。

その分、自然に油分の揮発もしやすいですから、定期的なメンテナンスが必要です。

革の劣化は本来の油分が抜けて乾いてくることから硬くなったりヒビ割れを起こしてしまいます。

靴やバッグ等に使われる染色された皮革と同じ扱いとなります。

バッファローレザー内装車にお乗りのオーナーさんは、十分なメンテナンスをしてあげて欲しいと思います。

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BMW 635CSI(E24) 前編メッキモールリペア 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都文京区にお住いのE様からのご依頼です。

お車は、BMW 635CSI(E24)。

出張作業依頼となりました。

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メッキモールが腐食により白濁しています。

今日は、両サイドとフロントガラスの窓枠です。

その前に虫よけスプレーをまんべんなく!自分をカバーしました。

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マスキング。

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更にマスキング。

これで、ボディを傷つける事はないでしょう。

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サンディングブロックを使い番手を変えながら少しずつ研磨していきます。

次ににメッキ用コンパウンドで磨いて吹き上げます。

お次は、脱脂。

仕上げに、ガラスコーティング。

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ピカピカになりました。

コーティング膜で保護しているので劣化を遅らせる効果も期待できます。

当店は、基本的にメッキの状態やパーツ形状合わせて作業するため、手作業で行います。(全てではありませんが)

すると、メッキの捲れや飛び石キズ、パーツの曲線に合わせて進めていけるので丁寧な仕上がりになります。

また、作業時間が掛かるので工賃が格安とはなりませんが、ご納得されて依頼されるお客様にはご好評いただいております。

メッキモールの曇り、白濁でお悩みの方、お問合せはメールで受け付けております。

写真を数枚添付してお送り下さい。

 

次回は、リヤガラス周りと前後バンパーのメッキモールリペア、更に追加依頼の本革シートクリーニング&保湿メンテナンスを行います。

 

 

ジャガー XK8 天井&Aピラー他張り替え 東京・杉並 自動車内装修理専門店 なるほ堂

東京都墨田区のお店からのご依頼です。

お車は、ジャガー XK8。

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こちらのお店では、部品の脱着をお店側でしていただけるので、張り替えのみの作業となります。

従って、機材と材料を用意して出張で張り替え施工。

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ルーフライニングを外すと、車内はご覧のとおり、シンプルですね。

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剥がれた生地を綺麗に剥して下地に残ったベタベタを取り除きます。

ルーフ用の新しい生地を専用の接着剤でガン吹きします。

穴や周囲の処理を行い張り替え終了。

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Aピラーとリヤのパネルも剥がれていたので張り替えました。

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多くの輸入車は国産車と異なります、内装の材料や仕様が違うので経年劣化で天井やドア等の生地が剥がれてしまいます。

張替え修理は、部品交換よりも費用を安く押さえられるので、皆様にご好評いただいております。

お問合せ、お見積りはメールで承っております。

お困りの方はお気軽にどうぞ。

 

ジャガー Fタイプコンバーチブル ガラスコーティング 東京・杉並 自動車内装修理専門店 なるほ堂

当店では珍しくボディコーティングのご依頼。

お車は、ジャガー Fタイプコンバーチブル。

洗車して、鉄粉除去後にショールーム内で磨き作業です。

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磨きが終わったら、脱脂してコーティング剤の塗り込み。

仕上げにトップコートの塗り込み&拭き上げを行い終了。

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元の状態も良好な車でしたが、ガラス被膜で更にピカピカになりました。

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当店は、輸入車内装専門店ですが、ご要望があればボディコーティングや欧州車で良くあるメッキモールの白濁磨き、等も承っております。

お問合せは、メールで受付しております。

VW パサートヴァリアント(B5,5) シートウレタン修理 東京・杉並 自動車内装修理専門店 なるほ堂

東京都江東区にお住いのT様からのご依頼です。

お車は、VW パサートワゴン(ヴァリアント)。

ネット検索され、当店でご紹介した以前の記事にたどり着いたそうです。

お困りなのは、レザーシートの中から謎の粉が出てきてしまいおさまらない症状です。

何故か、前席は平気だそうですが、後部座席は掃除機でいくら吸い取っても粉が出続けます。

それもその筈、内部のウレタンが劣化して粉状態になりパンチング穴から出てきてしまうのが原因だからです。

原因を取り除くには、シートを降ろし、分解して劣化したウレタンを取り除くしかありません。

結構大変な作業です。

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お預りします。

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確認すると粉が出ているのが分かります。

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先ずは、シートを外して降ろします。

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次に、表皮を剥していきます。

座面から。

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表皮裏側に縫い付けてある白い部分が原因の劣化ウレタンです。

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大変な状態。

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綺麗に取り除きます。

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エアブローで飛ばします。

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今度は、本体のウレタンに同じように追加していきます。

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こうしないと座面のふっくら感が出ません。

そして、元に戻します。

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次に、背もたれ部分を解体。

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こっちは、袋からバサバサと粉が落ちてきます。

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掻き出したり、飛ばしたりして綺麗にします。

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同じようにウレタンを追加してから元に戻します。

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表面もウエスで吹き上げてから、取り付け作業。

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ふっくらした感じになりました。

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作業自体は、地味なクリーニング主体。

しかし、粉の凄いこと!

ほっとくと喘息になるんじゃないか?って程で、絶対にお子さんは乗せられないと思いました。

前席はヒーター付のパワーシートですから作業もより大変で、工賃も安くは出来ません。

但し、レザーシート自体が高価なので交換や乗り換えを考えると修理でも良いかもしれません。

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納車してT様にご確認いただき、写真もお見せしてご説明しました。

ふっくらと座り心地も良くなったので、大変喜んで頂けました。

まだまだ乗り続けるとの事でしたから、T様「転勤前に間に合ってよかったですね。」

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同様の症状でお困りの方、お気軽にお問合せ下さい。お見積りはメールで承っております。

ポルシェ 911ターボ(997) 本革レザーシートリペア修理 東京・杉並 自動車内装修理専門店 なるほ堂

今日は、午前中に業者さんに問合せや発注と見積もり、午後はいつものお店で施工です。

お車は、ポルシェ 911ターボ(997)。

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写真でしか見ていなかったので確認します。

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リペア補修をされているようですが、皺から塗膜が捲れてきています。

それはともかく、何か違和感を感じると思って良く観察すると、原因がわかりました。

補修ヶ所は色味がチャコールグレーに近い色になっていました。

初めは光の当たり方の違いかと思ったのですが、そうではありません。

社長曰く、内装仕様はココアブラウンだそうです。

助手席や座面は確かにチョコレートの様な茶色ですので同じ色を作って補修していきます。

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簡単に捲れてしまう所とそうでない所とありますから、均一に下地処理を行います。

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縫製ヶ所やステッチに色がのらない様にマスキングしてからサンディング。

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元々あったであろう皺が浮き出てきました。

新車に近い感じにとのご要望でしたので丁寧に革の曲線を整えます。

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塗料を作り、密着性のテスト。

問題ないので塗装工程に進みます。

革のシボ感を出来る限り再現していきます。

仕上げ塗装まで行い終了。

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座面の色艶を参考に作ったのでココアブラウン?になりました。

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スポーツクロノパッケージだそうです。

本革ダッシュ周りも高級感がありブースト系?も付いています。

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ボディが白で内装がブラウン系ですからオシャレで上品な印象ですね。

欲しいです・・・

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本革シート、本革内装にお乗りの方、メンテナンスやリペア補修は出張でも承っております。

お気軽にお問い合わせ下さいませ。

お見積り、お問合せはメールで受け付けしております。

東京、神奈川、埼玉、千葉、近県でも出張可能です。

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ポルシェ大歓迎です!

施工実績豊富な当店に是非どうぞ。

ローバーミニ フロアマット作成 東京・杉並 自動車内装修理専門店 なるほ堂

東京都世田谷区にお住いのK様からのご依頼です。

お車は、ローバーミニ。

フロアマットの作成依頼なのですが、そもそもミニのマットは色んなサイトで売っています。

ミニ専門店でも売っていますし。

わざわざ当店に???

K様曰く「このロゴマークをどうしても再利用して使いたいんです」「ミニ専門店でも聞いたし他も探したんだけどないんです」との事。

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ミニのマークは剥がれないのでカッとして薄くスライス。

純正に近い色と毛足をご希望だったので、見本をお見せして打ち合わせ。

裏のゴムも新品で、オーダー1点ものを作りました。

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後日、K様が取りに来られ無事納品。

「良かった、嬉しいです!」と笑顔で言っていただけました。

色もご満足だったようです。