マツダ RX‐7 純正MOMOステアリングリペア(擦れ、ヒビ割れ) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都国分寺市にお住いのI様からご依頼です。

お車は、マツダ RX‐7。

純正のMOMOレザーステアリングをリペアします。

I様の気にされていたポイント。

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スポーク部分。

右手のグリップで革の表面が減っています。

また、貼り合わせヶ所が捲れてもいます。

外周の下面にはけっこう深い傷。

外周の上部を中心にレザーの劣化によりガサガサにヒビ割れて擦れています。

全体的に汚れてテカリが目立ったので、しっかり皮脂汚れを落とします。

下地処理も時間をかけて入念に行います。

捲れているところは、レザー用の接着剤を差し込むように入れます。

開かないようにテープで固定。

深い傷はレザーパテを数回に分けて充填して埋めていきます。

内部が半渇きにならないように徐々に埋めます。

減っていた表面もパテで成形していきます。

だんだん形が整ってきました。

慌てないでじっくり構えて作業を進めます。

成形しながら段差も修正していきます。

裏面も整えておきます。

塗料はクリーニング後の綺麗な状態に合わせて調合して作ります。

マスキングは、ステッチに乗らないようにひたすら丁寧に行います。

時間が掛かる作業ですが辛抱強く。

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殆ど分からないレベル。

捲れもなく綺麗になりました。

ガサガサもなくしっとり仕上げ。

I様のご要望は「張替えだとステッチも変わって雰囲気が変わってしまうので、リペアで可能か限り新品に近づけてほしい」との事。

部分的に切れているステッチを除いて表面レザーはかなり綺麗に新品に近くなりました。

I様が取りに来られて「凄い!完璧です」と喜んでいただきました。

純正品は希少価値があるようで、全く同じステアリングの状態のいいものは、軽く数万円するそうです。

リペアも時間を掛けての作業の為、安価ではありませんがご満足いただけて良かった(*^^*)

 

I様、更に追加で同じステアリングを同内容でご依頼されました。

レクサス RX450h ガラスコーティング 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

横浜市に在住の義理の弟から依頼です。

トヨタのハリヤーからレクサスのRX450hに乗り換えたので、ガラスコーティングしてほしいとの事。

新車購入ですがディーラーでは行わずに、連絡してくれました。

タイミング的には、新車時にコーティングするのがベストです。

大きいです。

ちょっと乗らせてもらいました。

高級感満点、ハイテク装備満載、その上燃費も12キロなんて立派、さすがレクサス。

後日、引き取りにきて笑顔で帰っていきました。

長距離ドライブも快適そうです。

 

 

トヨタ ヴェルファイヤ― レザーシートリペア(ゴルフバックによる破れ傷) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

埼玉県和光市の輸入車販売店様からご依頼です。

同じく埼玉県の板金業者様からのご紹介により出張施工となりました。

お車は、トヨタ ヴェルファイヤ―。

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助手席の裏側(背もたれのバックパネル)に傷があるとの事。

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アップで確認。

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破れて凹凸があります。

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下地工程。

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均して、専用パテを充填し、整形。

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塗料を作ります。

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脱脂してから塗装工程。

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終了したので担当Y氏にご確認。

すると、「追加で周辺の薄いキズもできますか?」との事。

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ゴルフバックを出し入れする際についた薄い傷が広範囲にあります。

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下地処理して塗装仕上げ。

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背面全体が綺麗に復活しました。

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Y氏に再びご確認いただき終了です。

「お客様は気にしていたので喜んでいただけると思います」だそうです。

 

お客様のご期待に応えられたのなら嬉しいですね。

※ 今回の様に、薄い汚れにみれるケースでも硬いもので擦れてしまった薄い傷の場合は、クリーニングだけでは綺麗になりません。

 

 

 

クライスラー グランドボイジャーLX 天井張り替え&防音断熱材追加 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂 

東京都板橋区にお住いのF様からのご依頼です。

車は、クライスラー グランドボイジャーLX。

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事前打ち合わせにて、張り替え生地の色や防音断熱材をお見せしました。

結果、ライトグレー生地と防音断熱材追加に決定です。

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アシストグリップ周辺はかなり浮いてきています。

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中央付近は多少の膨らみがありますね。

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後方は比較的剥がれはありません、しかし、生地の裏側の接着はかなり弱くなっているはずです。

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先ずは、3列目のシートを降ろします。

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その後は、丁寧な養生を行い、取り外し作業。

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デカいです。

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養生シートがギリギリのサイズ。

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すっきりとしたルーフ裏側に防音断熱材を貼ります。

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大きな天張りを張り替え。

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下地を綺麗にします。

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新しい生地を貼りました。

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裏まで巻き込んで耐久性アップ。

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綺麗になりました。

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防音断熱材は、フレームだけ避けてルームランプや小物入れの裏側まで貼りました。

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室内空間が広いのでかなりの効果が見込めます。

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天井を取り付け、ルームランプの点灯確認もOKです。

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良い感じ。

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F様にご確認してご満足いただけました。

後日、明るい日中にも確認されたF様からお礼のメールをいただき、感謝感謝です。

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本日の相棒は、マービン。

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マツダ ロードスター フロアカーペット破れ修理(補強しました) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都にお住いのT様からご依頼です。

お車は、マツダ ロードスター。

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フロアカーペットが擦れて破れてきたので修理できませんか?とのご相談。

リペア補修も出来るのですが、見た目は良くても十分な強度は出せません。

T様曰く「踵で踏ん張るし擦れるので出来れば補強したいんです」

そこで、上から輸入品の専用生地を貼り補強する事にしました。

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フロアマットを外して確認です。

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左側面。

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左ステップの横。

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右側面。

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生地をあてがい型をとります。

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マスキングテープで位置合わせ。

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カットしたパーツを接着乾燥。

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T様のご要望により、少し大きめに補強しました。

この大きさであれば安心ですね。

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フロアカーペットの交換は、国産車でも相当な修理費になります。

輸入車だとさらに高額。

また、リペアは安価ですが、耐久性が心配です。

今回の様な補強は、見た目が気にならなければ一番の方法ではないでしょうか?

安価に修理ができて、剥がれてきたら張り替えも可能です。

意外とお困りの方が多いように思います、お気軽にご相談ください。

※ 黒以外は材料を注文するのでご相談ください。(小サイズでは注文できないので、場合により材料費が高額な事も御座います)

T様にご確認いただき、ご満足いただきました。

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ダッジ ステアリング革巻き直し&エアバックカバーベタベタ塗装の剥離 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都文京区にお住いのK様からのご依頼です。

お車は、ダッジ ラムトラック。

ステアリングの革が破れているので革の巻き直し。

一緒にエアバックカバー(ホーンパッド?)のベタベタ塗装を剥離クリーニングです。

郵送受け付けですので外して送っていただきました。

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エアバックカバーは、触るとかなりのベタベタ状態です。

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手袋をして特殊な洗剤により溶かして剥離クリーニングしました。

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K様、革の種類は当店お任せ、ステッチはグリーンをご希望なので糸はアルピナの様なグリーンの糸を使用しました。

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綺麗に仕上がりました。

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梱包して、発送完了。

 

郵送受け付けに関して

① メールでの受付

② お見積りのご案内

③ 料金のお振込み(先払いのみ)

④ ご依頼品お預り

⑤ 修理後に発送

簡単には、上記の流れとなります。

先ずは、メールでご連絡をお願い致します。写真も数枚添付していただけると助かります(^_^.)

 

 

センター試験と日産ブルーバード 塗装部分張り替え修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

昨日は、大学入試センター試験。

次男が勝負を挑む日です。

己を信じるのじゃ、目に見えるものに惑わされてはならん。 フォースが共にあらん事を・・・

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私も早起きして仕事を頑張ります。

港区にお住いのY様からのご依頼です。

お車は、日産 ブルーバードSSSアテーサ。

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事前の打ち合わせで張り替え表皮サンプルからお決め頂き作業開始。

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運転席のドア側、座面と背もたれのサイドサポートを部分張り替えします。

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背もたれサイドは、背中が当たる本革と側面の合皮部分まで破れており、Y様の応急処置!?済み。

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座面も側面まで張り替えます。

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更に、ウレタンもへたっているので追加。

ピースに分割します。

次男からメール、一科目目はまずまずの手ごたえらしいです。

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張替え用の新しいピースを塗装。

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Y様は、部分張り替えで色味が変わるのがネックにお考えで、様々な業者に問合せしていたそうです。

ですが、張り替えのみ、塗装のみの業者はあっても、両方受けるところは見つからなかったとの事。

今回は、部分張り替えですが縫製前に各ピースを塗装して色を合わせます。

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塗装後。

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上から、傷んだ表皮、塗装済みの新しい表皮、張り替えしない表皮。いずれも本革。

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座面はウレタンを追加。

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側面も塗装して張り替えているので繋がる背面まで違和感はありません。

下は、背もたれ。

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同じく座面。

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車内に取り付け。

段々暗くなってきました、そろそろ試験も最後の外国語の時間かな?

こちらも最終段階。

張替えしなかった、センターコンソール側の表皮も軽く暈して塗装(コノライズ)。

また、運転席に合わせて助手席もクリーニング。

これで、前席2脚の印象が揃いました。

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全て終了したのでY様にご確認いただきOK。

試験も終了したとの報告、予想よりも良い出来のようでバッチリだそうです。

結果は3月ですから、待ちどおしいですね(笑)。

しかも、併願はどこも受けずに一校に絞ったので落ちたら・・・まぁ、なんとかなるでしょう・・・

そんな、私にとっても長い一日でした。

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マツダ ロードスターM2-1001 MOMOステアリング レザーリペア(傷) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

杉並区にお住いのT様からのご依頼です。

お車は、マツダ ロードスターM2-1001。

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ご依頼は、販売当時から付いている純正のMOMO製ステアリングをリペアして欲しいとの事です。

T様は、かなりの自動車マニア。

過去には、アバルトのエボナイトで出来たステアリングの割れを修復するチャレンジを行いました。(泣けました・・・)

今回も、今ではとても珍しい初期ロードスターのM2-1001を手に入れたけど、ステアリングの傷が気になって仕方がないそうです。

はっきり言って、一般的には、「え!?お金掛けて修理するの?」ってレベルです。

お預り前に一緒に確認して、傷の部分にマスキングテープで印をつけます。

大きな線キズは3か所、他はちょこっと捲れていたりします。

角度を変えると見えますがパッと見は気が付かない程度。(老眼では見えないレベル)

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なんでも、MADE IN ITALYの下の数字で製造年代が分かるそうです。

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数か所、尖った物で引っ掻いたような傷が見られます。

T様が嘆くように、確かに革の状態は非常によく、「この傷さえなければ!」ってお気持ちは同感です。

クリーニングして状態を再チェック。

皮脂汚れも無くとても綺麗です。

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塗料を調合します。

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リペア塗装ヶ所は傷の部分のみですが、ステッチに塗料が乗らない様に念のためマスキングを行います。

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下地処理を行います。

深い所のみピンポイントでパテを充填。

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密着性のテスト。

塗装しながら角度を変えつつ傷を確認して、塗装して、ペーパー当てて、地味に作業は進みます。

傷の場所は、握ると目線に入るので厳しくチェックしていきます。

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作業を行った私は勿論分かりますが、「T様もどの辺でしたっけ?」とじっくり観察しないと気が付かない仕上がりになりました。

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お預り依頼で正解です。

何度も何度も、光の角度を変えながらチェックする必要があり、時間が掛かりました。

T様のご要望が厳しいのは先刻承知なので、ご納得頂ける様にじっくり作業を行いました。

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OKでしたので、そのまま納品です。

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ミラーにプレート、良い雰囲気ですね~。

防音断熱材のご紹介&テスト(10℃違いました!)  なるほ堂

今日は、皆様にご好評いただいている防音断熱材を効果検証を交えてご紹介いたします。

先ず、「何それ!?」とご存じない方に簡単にご説明。

当店では、防音断熱材を天井剥がれ修理の際にご要望により同時施工しております。

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お困りの方が多い、輸入車の天井生地が剥がれて垂れてしまった際の修理方法は、部品交換か新品生地の張り替え修理しかありません。

確かに「あと1ヶ月しか乗らないから応急処置で!」と言うケースではタッカーやタッピングビスでの応急処置でも良いかもしれません。

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しかし、この先も長く乗り続けたい方は、交換か張り替えをお奨めしております。

メーカーにより「ルーフライニング」「ヘッドライニング」様々な呼び方ですが、ようは内装の天井部分のパーツです。

このパーツ、部品代は結構な金額がするので当店のような専門店にご相談される方が多いのです。

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そして、数年前から始めたオプション設定の「防音断熱材」つまり、「断熱材+防音材」がひとつになった優れものです。この夏、大人気でした。

年々、このオプション施工件数が増えてきました。

何故か?

ヘッドライニングを降ろす事、そもそも普通の整備ではありえません。(ひょう害等で、ルーフに凹みが出来た時はデント屋さんが降ろしたりもします)

また、普通のオーナーさんが行うにはかなりの時間とリスクを覚悟しなければ出来ない作業です。

新車、中古車のディーラーさん、整備工場、板金工場でも張り替えまでは行いません。(一部、全て自社で行う会社もありますが非常に珍しいです)

部品脱着のスキルとリスク、張り替えのスキルとリスク、やはり、餅は餅屋にとなります。

そして、防音断熱材はオーディオ屋さん、電装屋さん、カスタム屋さんではお馴染みですがヘッドライニングの修理と同時に施工可能なのが高ポイントのようです。

先日も、わざわざ遠方からご予約いただいたので、お聞きすると防音断熱材をお願いしたいのが第一の理由との事でした。

そこで、検証テストをしてみました。

分かりやすく数字でお見せしたいと思います。

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この日は、気温30℃以上の真夏日。

お車の色は黒。

ボンネット上では・・・日向、75,3℃

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日陰、60,5℃

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ちょっとした影でも15℃以上の差。

車内は、ヘッドライニングを降ろしてルーフの鉄板がむき出しの車種です。

ここに、厚さ5mmのウレタンとアルミシートが合わさった防音断熱材を貼りました。

放射温度計で計測です。

結果

何も貼らないと、50,1℃

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車内でもこの通りの高温です。

貼ったヶ所は、39,9℃!

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10℃以上の差が出る事が確認できました。

車内の空間が広い車種は、特にエアコン効率が良くなり効果的だと思います。

豪雨の際の雨音も和らいでくれる筈です。

ちなみに、ルーフに生地が直貼りされている車種では施工できません。

天井張り替え修理をお考えの方、サイズにより価格は異なりますのでご相談はメールにてお願い致します。

必ず、お名前、連絡先、車種、サンルーフの有無、をお知らせください。出来れば写真を数枚お送りいただけると幸いです。

サンプルを確認されたい方は、お越しいただければ生地と一緒にお見せできます。

サンプル郵送をご希望の方は、施工のご予約をいただいた方のみとなります。

以上、防音断熱材のご紹介でした。

クライスラー ジープ グランドチェロキー 天井張り替え 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都武蔵野市にお住いのM様からご依頼です。

お車は、クライスラー ジープ グランドチェロキー。

ルーフにスピーカーがないタイプです。

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長年お乗りになっており愛着があるので修理してまだまだ乗りたいとのご意向です。

そこで、当店では最近特に人気のある防音断熱材をご提案。

ワゴンやハッチバック、SUVは車内が広く効果絶大です。

M様、悩まれましたが施工をご希望になりました。

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前や横は生地の捲れが酷い状態。

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ルーフライニングの取り出し作業で車内が汚れるのを予防する為に、タッカーによる応急処置。

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ライニングを取り出すと、ご覧の様に鉄板むき出しです。

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張り替え作業。

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次に、防音断熱材を貼っていきます。

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猛暑日だったので休憩はファミレスで氷を。

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取り付け開始です。

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ランプ類の点灯チェックもOK。

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納車して奥様にご確認いただきました。

大変喜んで頂き嬉しいですね。

M様、大事に乗り続けてください。陰ながら応援させていただきます。