ジャガー Xタイプ 天井&Aピラー張り替え修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都大田区にお住いのT様からの依頼です。

お車は、ジャガー Xタイプ。

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お馴染みの天井生地の劣化による剥がれを張り替え修理します。

T様は、事前にお越しになり打ち合わせ。(お仕事の事情で実車を拝見できなかったのでサンプルをお渡ししました)

生地をお決め頂き、ご予約となりました。

施工日当日の朝、確認すると、Aピラーも剥がれていたので、急遽、追加張り替えです。

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かなり限界まで我慢されたようです。

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いつもの様に、先ずは養生から開始します。

ダッシュボードにセンターコンソール、レザーシートを傷つけない様に注意。

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パーツを外していきます。

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なんだか意味不明のシートがルーフに貼られています。

この年式のジャガーは配線類に注意しないと危険です。

ヘッドライニングを降ろすと、裏側にはやけに大きなウレタンブロックが貼ってありました。

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Aピラーも取り出しておきます。

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生地がヘロヘロで剥がれています。

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T様が苦労をされた痕跡が・・・

痛々しいですね。

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今回のライニングは生地を剥してウレタン除去するとファイバーのカスが飛び散り腕や手も平に刺さってしまう!

非常に嫌なボードでした。

1日中痛痒いんです。

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張り替え終了。

次はAピラーの張り替え。

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裏側にまで生地を回り込ませましたから、簡単には剥がれません。

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休憩後は、一気に取り付けしてしまいます。

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リヤガラスには剥がれた生地をなんとかしようとテープを貼られていたので糊痕が残っています。

綺麗にするのに意外と時間がかかりました。

納車してT様にご確認いただきとても喜んで頂きました。

外装のメッキモールが白濁しているので、綺麗にするやり方をお伝えすると、T様も「自分で手を掛けてやってみます」との事。

T様、頑張ってください!陰ながら応援させていただきます。

それにしても、今回は目に見えないファイバー攻撃!?に苦労させられました。

風呂に入ってゴシゴシしても翌日まで残るのは辛いですね。

天井張り替えのお問合せ、お見積りは、メールで受付しております。

お名前、ご住所、連絡先、車種、年式、サンルーフの有無、を必ずご記入の上、お知らせください。

写真も添付していただけると幸いです。

ご返信は、出張や休日の関係で2~3日かかる事も御座います。

予めご了承くださいます様お願い申し上げます。

フェラーリ モンディアル T カブリオレ レザーシートリペア修理(前編) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

いつものお店に呼ばれて行って来ました。

お車は、フェラーリ モンディアル T カブリオレ。

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委託販売で入ってきた車だそうです。

外装は文句なしにピカピカですが、内装は残念ながら・・・

依頼は、レザーシートリペアですが、前席2脚と後席の一部です。

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状態をクリーニングしながら確認していきます。

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異変に気が付きました。

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座面のサイドサポートは擦れとひび割れしています。

触って革の硬化や張り感、柔軟性をチェックします。

よく見ると、リペア塗装後の塗膜割れもありました。

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背もたれのサイドサポート部分。

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助手席も似た状態。

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更に残念なのが本来黒のネジもシートのクリーム色に塗られてしまっていました。

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色んな所に塗料が着いてしまっています。

なので、取れる所は取り、また、塗ってしまわない様にマスキングをきちんとして作業していきます。

とても1日では終わらなそうなので社長とご相談。

今日は出来る所まで進めて、次回仕上げになりました。

また、委託車両なので、オーナーさんに作業内容と価格の許可をえなければなりません。

社長が連絡してオーナーさんのOKがでたので、作業再開。

クリーニング後は、色を作ります。

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続いて下地処理工程。

ステッチを傷つけない様にマスキングしてからサンディング。

余分な塗装膜と表皮の一部をコンマ数ミリ削り落とします。

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すると、徐々に元の表皮塗装面が現れてきました。

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結構な範囲をサンディングしたので粉だらけです。

バキューム。

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一通り、サンディングが終わり粉を吸い取って、今日は終了です。

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次回に続く。

ボルボ XC90 天井張り替え修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂 

東京都世田谷区にお住いのS様からご依頼です。

S様は、以前ご依頼いただいたK様の会社の方、K様からのご紹介なので、ご紹介割引き適用になります。

お車は、ボルボ XC90。

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S様は、事前の打ち合わせで生地サンプルをご覧になり、メッシュ生地をお選びになりました。

当店が採用しているメッシュ生地は、ボルボ、V W、アウディの純正生地に近い素材となります。(同じではありません)

特に、ボルボに近い印象です。

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見事な!?剥がれっぷりですね。

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パーツを外してヘッドライニングを取り出します。

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ルームランプの取り付け方法が独特でした。

配線の取り回しに注意です。

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生地を剥すと下のウレタンがぐずぐずになっています。

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カスを綺麗に取り除いて下地の確認です。

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新しい生地を貼りました。

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色も純正に近いのでサンバイザーとの違和感もありません。

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ランプの点灯チェックもOKです。

無事に納車してS様にご確認いただき終了です。

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休日をアクティブに過ごされるS様とタフな愛車のXC90はとてもお似合いです。

これからも大切にお乗りいただきたいと思います。

防音断熱材のご紹介&テスト(10℃違いました!)  なるほ堂

今日は、皆様にご好評いただいている防音断熱材を効果検証を交えてご紹介いたします。

先ず、「何それ!?」とご存じない方に簡単にご説明。

当店では、防音断熱材を天井剥がれ修理の際にご要望により同時施工しております。

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お困りの方が多い、輸入車の天井生地が剥がれて垂れてしまった際の修理方法は、部品交換か新品生地の張り替え修理しかありません。

確かに「あと1ヶ月しか乗らないから応急処置で!」と言うケースではタッカーやタッピングビスでの応急処置でも良いかもしれません。

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しかし、この先も長く乗り続けたい方は、交換か張り替えをお奨めしております。

メーカーにより「ルーフライニング」「ヘッドライニング」様々な呼び方ですが、ようは内装の天井部分のパーツです。

このパーツ、部品代は結構な金額がするので当店のような専門店にご相談される方が多いのです。

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そして、数年前から始めたオプション設定の「防音断熱材」つまり、「断熱材+防音材」がひとつになった優れものです。この夏、大人気でした。

年々、このオプション施工件数が増えてきました。

何故か?

ヘッドライニングを降ろす事、そもそも普通の整備ではありえません。(ひょう害等で、ルーフに凹みが出来た時はデント屋さんが降ろしたりもします)

また、普通のオーナーさんが行うにはかなりの時間とリスクを覚悟しなければ出来ない作業です。

新車、中古車のディーラーさん、整備工場、板金工場でも張り替えまでは行いません。(一部、全て自社で行う会社もありますが非常に珍しいです)

部品脱着のスキルとリスク、張り替えのスキルとリスク、やはり、餅は餅屋にとなります。

そして、防音断熱材はオーディオ屋さん、電装屋さん、カスタム屋さんではお馴染みですがヘッドライニングの修理と同時に施工可能なのが高ポイントのようです。

先日も、わざわざ遠方からご予約いただいたので、お聞きすると防音断熱材をお願いしたいのが第一の理由との事でした。

そこで、検証テストをしてみました。

分かりやすく数字でお見せしたいと思います。

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この日は、気温30℃以上の真夏日。

お車の色は黒。

ボンネット上では・・・日向、75,3℃

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日陰、60,5℃

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ちょっとした影でも15℃以上の差。

車内は、ヘッドライニングを降ろしてルーフの鉄板がむき出しの車種です。

ここに、厚さ5mmのウレタンとアルミシートが合わさった防音断熱材を貼りました。

放射温度計で計測です。

結果

何も貼らないと、50,1℃

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車内でもこの通りの高温です。

貼ったヶ所は、39,9℃!

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10℃以上の差が出る事が確認できました。

車内の空間が広い車種は、特にエアコン効率が良くなり効果的だと思います。

豪雨の際の雨音も和らいでくれる筈です。

ちなみに、ルーフに生地が直貼りされている車種では施工できません。

天井張り替え修理をお考えの方、サイズにより価格は異なりますのでご相談はメールにてお願い致します。

必ず、お名前、連絡先、車種、サンルーフの有無、をお知らせください。出来れば写真を数枚お送りいただけると幸いです。

サンプルを確認されたい方は、お越しいただければ生地と一緒にお見せできます。

サンプル郵送をご希望の方は、施工のご予約をいただいた方のみとなります。

以上、防音断熱材のご紹介でした。

クライスラー ジープ グランドチェロキー 天井張り替え 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都武蔵野市にお住いのM様からご依頼です。

お車は、クライスラー ジープ グランドチェロキー。

ルーフにスピーカーがないタイプです。

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長年お乗りになっており愛着があるので修理してまだまだ乗りたいとのご意向です。

そこで、当店では最近特に人気のある防音断熱材をご提案。

ワゴンやハッチバック、SUVは車内が広く効果絶大です。

M様、悩まれましたが施工をご希望になりました。

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前や横は生地の捲れが酷い状態。

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ルーフライニングの取り出し作業で車内が汚れるのを予防する為に、タッカーによる応急処置。

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ライニングを取り出すと、ご覧の様に鉄板むき出しです。

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張り替え作業。

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次に、防音断熱材を貼っていきます。

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猛暑日だったので休憩はファミレスで氷を。

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取り付け開始です。

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ランプ類の点灯チェックもOK。

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納車して奥様にご確認いただきました。

大変喜んで頂き嬉しいですね。

M様、大事に乗り続けてください。陰ながら応援させていただきます。

BMW X5 レザーシートリペア修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂 

いつものお店からのご依頼です。

お車は、BMW X5。

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下取り車両ですが内装の革が傷んでいます。

そこで、リペア補修を行い綺麗にしたいと思います。

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グレーのツートン、レザーシートです。

運転席は座面の両サイドサポートとドア側背もたれサイドサポート。

助手席もドア側のサイドサポートを中心に作業します。

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汚れを落として革の状態をチェック。

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運転席座面はセンターコンソール側のサイドサポート部分が擦れて変色しています。

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乗り降りで負担の掛かるドア側の座面サイドサポートはひび割れが目立ちます。

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背もたれサイドサポートは、座面ほど酷くはないので多少目立たなくなる様に。

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塗料を作り下地を整えて塗装します。

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センターコンソール側。

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ドア側。

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背もたれ。

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終了しました。

社長にOKもらい撤収です。

V W ゴルフⅤ R32 天井張り替え修理(防音断熱材追加) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

埼玉県にお住いのO様からのご依頼です。

O様は、ご自分で天井剥がれの事を色々と調べて当店にたどり着いたそうです。

お車は、V W ゴルフⅤ R32です。

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まだ、状態は剥がれはじめたばかりなのでルームランプのサングラスホルダー手前のみです。

しかし、次第に剥がれが広がっていくのは間違いないので早めに対処したいとの事。

また、初めからオプションの防音断熱材をご希望されました。

生地は事前にお選びいただいたダークグレーメッシュです。

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後方から見ても写真だとよく分かりませんね。

センターコンソールやレザーシートにキズを付けない様、養生をしてからの作業開始です。

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ルーフライニングを取り出すとスッキリしますね。

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更に、R32はセキュリティのセンサーがルーフに取り付けされています。

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張替え開始。

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ウレタンの状態も劣化が進んでベタベタではなく割とボードに食いついていますね。

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下地処理を行います。

接着材の乾きや接着力を確認してから、新しい生地を貼っていきます。

裏面まで生地を回り込ませ、耐久性を上げる方法で張り替えます。

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次に、防音断熱材を貼っていきます。

端から端まで綺麗に隙間なく貼りました。

O様のR32はフレームを補強しているのでリヤ側を貼るのに少々苦労しました。

ルーフのリヤハッチ側にも制振材のブロックがあります。

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ルーフライニングを戻して部品を組んでいきます。

ルームランプの内側まで断熱材が確認できますね。

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防音断熱材は見えなくなってしまうので、施工中の写真をお見せしてご確認いただいております。

V W ゴルフシリーズの天井剥がれ、垂れでお困りの方、施工実績豊富な当店にお任せください。

お問合せ、お見積り、はメール受付となります。

お気軽にご相談くださいませ。

シトロエン DS3カブリオ レザーシートリペア修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

都内の新車ディーラー様からご依頼です。

お車は、シトロエン DS3カブリオ。

本革レザーシートなんですが入荷時から謎のシミがあったそうです。

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製造工程や輸送工程でついたのか?

何のシミなのか?

全ては謎のまま。

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オイルの類でしょうか?

クリーナーで落とせればベストですが、残念ながら不可能でした。

これ以上の作業は革の塗装を痛めてしまうので、店長にご相談。

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軽くピンポイントのリペア塗装になりました。

逆にピッタリと色や艶を合わせないといけません。

ステッチにも塗料が乗らない様にして作業しました。

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革の下地が傷んでいる訳ではないので、誰も気が付かない仕上がりになりました。

任務終了って感じですね。

ご確認いただきOK、ついでにもう一台見て欲しいとの事で、打ち合わせです。

V W ゴルフⅤジェッタ 天井張り替え修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都板橋区にお住いのM様からご依頼です。

お車は、VW ゴルフⅤジェッタ。

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このジェッタは曲者です。

ルーフライニングの形状が特殊でリヤガラス側のCピラーに繋がるヶ所が極端に長く、通常のセダンと同じようには出来ません。

本来はリヤガラスを外した方が良い車種です。

M様にもガラスを外さない方法だと、どうしても出し入れの際に無理に天井ライニングを曲げないといけないので皺が入ります。

と予めご了承いただきお受けしました。

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他のゴルフⅤ系同様にルームランプの手前から剥がれています。

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念入りに内装の養生を行い、作業開始。

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革を傷つけない様にコーナー部分はタオルで保護。

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張替え。

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新品生地。

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接着してトリミング。

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再びリヤの角部分をタオルで保護。

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普通のセダンよりかなり無理しないと入りません。

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皺はどうしてもできてしまいますが、そこは生地の剥がれや垂れはないので我慢していただきます。

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ランプ類の点灯チェックもOK。

納車してM様にご確認いただき終了です。

ジェッタの張り替えをガラス脱着なしで行うのは、予め皺ができる事をご了承の上でご依頼下さいます様お願い致します。

その分、修理費用は抑えられますので勘弁してほしいところです。

アウディ A4アヴァント(B6) 天井張り替え修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都板橋区にお住いのO様からのご依頼です。

お車は、アウディ A4アヴァント(B6)。

事前の打ち合わせで生地をお決め頂き引上げ~納車までの依頼となりました。

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後方から。

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作業開始です。

内装パーツを順番に取り外してルーフライニングを車外に取り出します。

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生地を剥して下地処理。

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凹凸部分は念入りに作業しないと、専用の接着剤を使うとはいえ本来の密着性を発揮できません。

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新品生地を貼っていきます。

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再び、車内に戻して順番に部品を組んでいきます。

A4アヴァントはサイドエアバッグの影響でピラーに繋がるサイドパネルの取り回しが独特です。

知っていないと組むのに苦労します。(外すのは簡単ですが・・・)

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ランプ類の点灯チェックもOkです。

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納車してご確認いただき終了。

O様、大事に乗ってくださいね。