ポルシェ 968 レザーシートリペア なるほ堂

当店は輸入車内装修理の専門店として営業しております。(国産車を受け付けないわけではありません)自動車、中でも輸入車は構造上の特徴として内装の天井部分が剥がれやすかったりします、年式によっては交換部品の入手も困難なため、元の部品を生かした天井生地の張替え修理を行っており、個人ユーザー様、販売店様にもご好評です。

他にも、今回ご紹介しているような本革レザーの修理等も数多くご依頼いただいています。

また、開業から約10年となる節目として、特にご依頼の多い、ポルシェの内装修理(インテリアリペア)を専門としたホームページを開設いたしました。

【ポルシェ インテリアリペア専門店 なるほ堂】詳細はこちら

更に、より分かりやすくご紹介するためにYouTubeの動画チャンネルも合わせて開設しました。

【なるほ堂 YouTube】チャンネルはこちら

皆様のご参考になれば幸いです。

東京都文京区にお住いのK様からご依頼。

お車は、ポルシェ 968、ウインブルドングリーンの大変綺麗な車両です。

いつのも専門店さんにご入庫いただき施工します。

before

革は柔軟性もあり見た目ほど劣化が進んでいません。

今回は、K様とご相談してサイドサポート部分のみをリペアしました。

気になる皺のみ薄くなるような方法、これで、次回は別の方法で再リペアが可能です。

長く所有することを考慮してなるべくオリジナルの状態が維持できるように工夫します。

after

K様に喜んでいただきました。

BMW 118i(E87) 自動車・天井張替え修理 

東京都杉並区にお住いのS様からご依頼です。

お車は、BMW 118i(E87)。

S様は、当初ご自分で張替え修理をする予定だったそうです。

そのため、張替え生地やスプレーボンドなども準備していたのですが・・・

なんと、足を骨折してしまい作業が出来なくなった!

そこで、当店へのご依頼となりました。

事前に張替え生地が使えるのかを確認した上で、今回は特別に材料持込による修理をお受けしました。

before

いつものように養生してから取り外しに入ります。

表皮を剥がして下地処理工程。

今日は、天気も良いので乾燥スピードも速めです。

オプションの防音断熱材を追加します。

また、S様のご要望でドラレコの配線処理。

取り付け前にミーティングで確認します。

取り付けるパーツの順番や、仮固定の方法、天井の取り回しをチェック。

after

S様にご確認いただき終了、喜んで頂きました。

もう少し詳しく、ご依頼の流れからご説明は、こちらをご参照ください。

ボルボ V50 天井張替え(防音断熱材追加) 

東京都中央区にお住いのH様からご依頼いただきました。

お車は、ボルボ V50。

before

サンルーフのスライドさせる手動サンシェードは完全に剥がれてしまって戻せない様な状態です。

後席やトランクスペースも完全に剥がれています。

当店のモットーは、丁寧な作業。傷つき防止のために徹底して養生します。 

外した部品やネジ類の紛失防止と使用ヶ所が分かるように管理します。同じようなネジでも使用ヶ所によって長さが違っていたりします。

樹脂パーツは弱っているので割れないように慎重に外します。

劣化したウレタンを綺麗に除去して脱脂。

続いてサンルーフ部分のサンシェードを張り替えます。

休憩時には取り付け手順や配線の取り回しをチェックします。

after

H様のご要望で防音断熱材を追加しました。

サンルーフ付き車両の場合は、サンルーフユニットが邪魔しており物理的に貼れるスペースは限られてしまいます、後席からトランクにかけてとなります。

それでも多少の効果はある筈なので間違いではありません、またその分お安く設定しています。

ランプ点灯、サンルーフの作動確認をして終了します。

お引取りに来られたH様にも喜んで頂きました。

H様「恥ずかしくて他の人を乗せられませんでしたがこれで、安心して乗せられます!」

H様、この度はご依頼ありがとう御座いました。

天井張替え修理、ご依頼の流れはこちらをご参照ください。

明けましておめでとうございます。

皆様、新年あけましておめでとうございます。

本年もお客様との出会いを大切に、心のこもった仕事を心掛けたいと思います。

相変わらずコロナ渦で不安定な情勢ではございますが、皆さまの笑顔で吹き飛ばせるようにお手伝いさせていただきます!

昨日の雪には驚きましたが、幸い溶けるのも早かった。

毎年恒例で、取引先への挨拶回りに行ってきました。

ポルシェ 911(991) センターコンソールリペア(タバコ焦げ跡)  

私が担当している都内のポルシェセンター様からご依頼です。

お車は、ポルシェ 911(991)。

センターコンソールの灰皿周りにタバコを落としてしまったのか?

火種が落ちたんでしょう。

完全に溶けてケロイド状の穴が2か所、目立ちます。

お客様は何とか修理したくてサービスフロントにご相談された様子。

因みにこの部品だけ交換する事は出来ません、アッセンブリー交換となり数十万円コースとかなり高額です。

どうせなら少しでも目立たなくなるように施工したいと思います。

事前に邪魔なパーツを分解して準備してもらいました。

(before)

 

完全に溶けている半穴が2か所です。

マスキングして下地処理後に塗装で仕上げます。

穴は少しづつ埋めていき、なるべく自然なリペアになるようにシボを復元していきます。

(after)

 

塗装範囲は15センチ程度のピンポイント塗装。

完了したので、担当サービスフロントのM氏にご確認いただき終了。

後日、聞いたところ、お客様の反応は「こんなに綺麗に目立たなくなるとは思わなかった!」と大好評だったそうです(#^^#)

2022年度の非売品カレンダー

帰りに非売品のポルシェカレンダー(コレクターズコイン入り)をいただきました。

来年も、ポルシェ乗りのお役に立てるように頑張りたいと思います!

ポルシェ インテリアリペア専門のホームページを開設しました!

是非こちらをご参照ください。

アストンマーチン DBSヴォランテ レザーシートリペア(革の小傷も直せます) 

横浜市の専門店様からご依頼です。

お車は、アストンマーチン DBSヴォランテ。

レザーシートリペアを行います。

(before)

販売が決まっている車両のようです。

全体的には程度良好なのですが、それゆえ所々の傷が気になってきますね。

新オーナーさんのリクエストでリペア依頼となったそうです。

傷の種類としては、擦れ傷、引っ搔き傷の2種類です。

ステッチは白なので要注意。

クリーニング後に、傷の深さや表面の状態を確認して最適な方法を考えます。

今回は、背もたれサイドサポートの傷は、深い引っ搔き傷と浅い擦れ傷とが混在しています。

深い引っ搔き傷のみピンポイントでレザーパテを使用し、擦れ傷はなじませるようにしました。

【レザーシートよもやま話】

因みにレザーは天然物ですから、1脚のシートの中に色んな表情が見られることもあります。元から多少の傷や皴、シボ感が違うヶ所があったり。

また、1枚の革で作ってはいないので、分割されているピースによっても表情が違っていたりします。

スムースレザーの車両用では、牛さんの血管や虫刺され跡も見られますよ、手作り感が微笑ましい(^^♪

個人的には、靴や鞄同様に味わいがあって好きですが、工業製品目線としてみる方には品質が悪いと感じられるのかも知れません。

気にされる方、均一な表皮じゃなきゃ嫌だ!って人は、SUV車に多く見られるようなシボのハッキリしたレザーシートがお勧めです。

加工により均一なシボが再現されています。

アストンマーチンは、あっさり加工系のスムースレザーが多いメーカーですね。

クラフトマンシップを重んじるからか、レザーシートでも個体差がある印象です。(良し悪しではありません)

皆さんも、レザー内装の車に乗っているのなら、革の表情を観察してみると、何か面白い発見があるかもしれませんよ(#^^#)

塗料を調合作成して、下地処理が済んだら密着性も確認します。

全てOKなら塗装工程。

(after)

終了後は、社長にご確認いただき撤収。

きっと新オーナーさんにも喜んでいただける事でしょう。

ご依頼後は、気分一新!今まで以上に愛着が増すよう、お手伝いさせていただきます!

当店では、希少車、高級車、限定車、など普段接する機会が少ない車両の修理も数多くお受けしております。

レザーシートの他、自動車内装・レザーの種類やお手入れの詳細はこちらをご参照ください。

ご相談はお気軽にどうぞ。

今日はセイコー プレサージュ七宝

フォルクスワーゲン パサートCC 天井張替え(防音断熱材追加)

東京都練馬区にお住いのA様からご依頼です。

お車は、フォルクスワーゲン パサートCC。

スタイリッシュなクーペスタイルのスポーティセダンです。

事前に張替え生地をご確認いただきオプションの防音断熱材も追加する事になりました。

(before)

車内の全てを養生した上で、部品を外して天井を降ろします。

車外に取り出す際も注意が必要、傷つけないように専用カバーで覆って取り出し。

接着工程では、その日の外気温や湿度も考慮して接着剤の量ややり方を工夫します。

更にタイミングも重要。

(after)

防音断熱材は天井の裏側にはるため見えなくなってしまいます。

オーナー様には当日の施工写真を工程ごとにお見せしております。

A様にも大変喜んで頂きました。

天井張替え修理、ご依頼の流れや詳細はこちらをご参照ください。

ウッドフローリング リペアしてみたよん(番外編) 東京・杉並 なるほ堂

今回は番外編です!

仕事としてはお受けしていない内容ですからご相談しないでね(;^ω^)

因みにウッドステアリングやウッドパネルもお受けしていませんのでご了承ください。

自宅です、ダイニングチェアで傷ついてしまったウッドフローリングを試しにリペアしてみました。

ケガをしないようにマスキングテープで応急処置していました。

ホームセンターで補修キットを買ってきたのでチャレンジ施工です。

(before)

薄い建材ですね・・・弱いから劣化で捲れてしまいササクレ状態。

やり方は適当です!

仕事じゃないので、多分、こんなやり方でいいんじゃないの?

どうせ自宅だし。

あ~気軽~!

仕事じゃないから責任ないし、依頼主は嫁さんだし。

「いつ直してくれんの、何とかしてよ」って言われてしょうがないからやるんだもん!適当!適当!

と思いつつも、性格上、どうせなら綺麗にしたい、目立たなくしたい、平滑にしたい、耐久性も試したい、いつしか仕事モードのテンションになっていた!(笑)

不要なところをガードするべくマスキング~サンディングブロックに300番でササクレを削って~指で触って確認。

何度か繰り返して平面にしました。

(after)

思ったより綺麗に出来てしまった!!

嫁さんと娘が「パパ凄い!全然わからないよ!」

えへへへ、パパもちょっと嬉しいかな。

クシタニ本店ツーリング インナーダウン買ってみた 東京・杉並 なるほ堂

先月末に行ったツーリング、プランシングホースのEさんと二台で浜松まで行きました。

目的は、ヤマハコミュニケーションプラザ、うなぎ屋、クシタニ本店。

新東名清水SA

MVアグスタとハーレー、全くタイプの異なる2台。

それにしても、平日なのに東名は渋滞が酷いってどうゆう事でしょう・・・昔よりも渋滞が酷くなってる気がするのは気のせいなのか?

ヤマハに着いたのは11時頃、見学後は浜松市内のうなぎ屋でランチ。

せっかくなのでインナーダウンを買ってみました。

今までは、革ジャンの下にユニクロのウルトラライトダウンを着ていました。

保温性はいいんだけど、微妙に着丈が長く袖が短めでした。

なので、実際、革ジャンの下に試着してみたところ、着丈が丁度よく袖の長さや動きやすさもグッド!

ライディング向けの立体裁断とストレッチ素材を組み合わせていて動きやすいです。

ユニクロ程コンパクトに収納できませんが、それ以外は大満足。

安くはないけど長く着れば元が取れそうです。

買い物後はEさんと別れて私は実家に向かいました。

コロナの影響で約2年お墓参りできなかったので気になっていました。

お墓参りして両親の様子を見に実家へ寄って翌日帰宅します。

BMW 330CIカブリオレ(E46) 内装リペア リフレッシュプラン後編 

T様からご依頼のBMW 330CIカブリオレ、内装リペアの後編です。

先にセンターコンソールのカップホルダー周辺パーツをリペアしました。

取り外せるのと樹脂系素材なのでシートと同じ塗料は使えません。(前編を見てね)

シートを中心にクリーニングしてからリペアしていきます。

クリーニング後に状態確認。

(before)

主には運転席レザーシートとドアひじ掛けの変色をリペアする事になりました。

ステッチを保護して下地処理を進めます。

塗料もシート用に調合作成して塗装工程に。

(after)

助手席もクリーニングしたので全体的にリフレッシュされました。

全工程が終了したのでT様にご連絡。

引取りに来られたT様も甚く感激されていました!

明るいベージュ系のレザー内装ですから汚れや擦れが目立ってしまいますね。

終了後は、とてもスッキリさっぱりと明るい印象になりました。本来の高級感が蘇ったようです。

中古車を購入されるタイミングや車検を通したタイミングでご相談される事が多いレザー内装リフレッシュプラン。

ご依頼後は、気分一新!今まで以上に愛着が増すよう、お手伝いさせていただきます!

一部ではございますがBMWの施工例は⇒こちらをご参照ください。

ポルシェの例にしておりますが、内装リペアのサービスメニューはこちらをご参照ください。