フェラーリ モンディアル T カブリオレ レザーシートリペア修理(後編) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

前回の続き。

フェラーリ モンディアル T カブリオレです。

先日、下地処理のサンディング行程までが終わったので、レザーパテの充填と整形からです。

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作業が数日空いたので、その間にオーナーさんが見に来たそうです。

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リヤシートも一部が変色していたのでクリーニング~下地処理~脱脂~マスキング~塗装、と進めていきます。

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脱脂後のテープテストで密着性を確認します。

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リヤシートはOKです。

追加でセンターコンソールも塗装しました。

そのままだと、やけにテカテカでシートとのバランスが悪いので行いました。

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シート座面のサイドパネルネジも少し強めのクリーナーで落とせました、黒に復活。

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休憩は、スーパーカップ。

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フロントシートの続きです。

パテを入れた所は特に入念な作業をしていきます。

(after)

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擦れに加え、ひび割れと皺が目立っていた座面のサポート部分も綺麗になりました。DSC01898

背もたれのサイドサポートもOKです。

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これで、オーナーさんに喜んでいただければ嬉しいですね。

大変でしたが、無事に内装は終了してかなりリフレッシュされました。

外装との釣り合いが取れています。

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もう一回作業が決まりました。

外装のモールなので、それは、また次回です。

 

フェラーリ モンディアル T カブリオレ レザーシートリペア修理(前編) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

いつものお店に呼ばれて行って来ました。

お車は、フェラーリ モンディアル T カブリオレ。

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委託販売で入ってきた車だそうです。

外装は文句なしにピカピカですが、内装は残念ながら・・・

依頼は、レザーシートリペアですが、前席2脚と後席の一部です。

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状態をクリーニングしながら確認していきます。

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異変に気が付きました。

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座面のサイドサポートは擦れとひび割れしています。

触って革の硬化や張り感、柔軟性をチェックします。

よく見ると、リペア塗装後の塗膜割れもありました。

(before)

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背もたれのサイドサポート部分。

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助手席も似た状態。

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更に残念なのが本来黒のネジもシートのクリーム色に塗られてしまっていました。

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色んな所に塗料が着いてしまっています。

なので、取れる所は取り、また、塗ってしまわない様にマスキングをきちんとして作業していきます。

とても1日では終わらなそうなので社長とご相談。

今日は出来る所まで進めて、次回仕上げになりました。

また、委託車両なので、オーナーさんに作業内容と価格の許可をえなければなりません。

社長が連絡してオーナーさんのOKがでたので、作業再開。

クリーニング後は、色を作ります。

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続いて下地処理工程。

ステッチを傷つけない様にマスキングしてからサンディング。

余分な塗装膜と表皮の一部をコンマ数ミリ削り落とします。

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すると、徐々に元の表皮塗装面が現れてきました。

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結構な範囲をサンディングしたので粉だらけです。

バキューム。

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一通り、サンディングが終わり粉を吸い取って、今日は終了です。

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次回に続く。