BMW 635CSI(E24) 後編メッキモール、レザーシートメンテナンス 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

前回の続きです。

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E様のE24、フロントと両サイドのメッキモールリペアを行い綺麗になりました。

今日は、リヤガラス周りとバンパーのメッキモールリペア。

そして、本革レザーシートのクリーニング&保湿メンテナンスです。

(before)

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前回同様に、マスキング~研磨~磨き~脱脂~コーティング、と進めていきます。

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この車のメッキモールは大きくアールを描いてラウンドしており凝った作りになっています。

平板な面構成ではないので製造コストも高そうです。

E様は、前々からメッキの曇りが気になっていたそうです。

(after)

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外装のメッキパーツが綺麗になるとシャキッと引き締まった印象になります。

特にメッキが多用されている車は、違いが顕著に現れます。

当店は、腐食の度合いに合わせて施工方法を変えながら作業していきます。

基本は手作業で行います。

理由は、パーツの形状や繋ぎ目、細かい所まで、汚れやメッキの状態、キズ等を見分けながら丁寧に行うには欠かせないからです。

従って、それなりの時間が必要となり、格安の作業工賃にはなりませんが、丁寧さを売りにしているのでお客様に喜んでいただけると嬉しく思います。

次は、内装です。

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レアなバッファローレザー内装車です。

バッファローレザーは通常の本革と違い汚れが染み込んでしまいますが、E様の車は綺麗な状態を維持されていました。

表面の汚れをブラシやウエスで拭き取ります。

仕上げに保湿メンテナンス剤を塗り込みしばらく放置。

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乾拭きして余分な油分を取り除きます。

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良い感じになりました。

普通の塗装革とは違い保湿剤の吸収がとても良いのでしっかり吸い込まれていきます。

その分、自然に油分の揮発もしやすいですから、定期的なメンテナンスが必要です。

革の劣化は本来の油分が抜けて乾いてくることから硬くなったりヒビ割れを起こしてしまいます。

靴やバッグ等に使われる染色された皮革と同じ扱いとなります。

バッファローレザー内装車にお乗りのオーナーさんは、十分なメンテナンスをしてあげて欲しいと思います。

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