横浜市のイタフラ車有名店さんからのご依頼です。
お車は、アルファ ロメオ 8C コンペティツィオーネ。
かなり希少な限定スーパーカーですね、価格もスーパー(^_^.)
中でもホワイトは特に数が少ないそうです。
更に、オプションのスペシャルシート仕様、レザーと繊維の編み込みになっていて非常に凝っています。
ボッテガヴェネタのイントレチャートの様です、流石イタリアンデザイン。
傷が目立っていたのはステアリング。
意外と気になるステアリングの傷。
カーボンとディンプルレザーのコンビです。
ちょうど握る所(左側のグリップ)が、指輪か何かで削れたような深いキズ。
横から見るとえぐれているので、凹みを埋めた上で立体的に整形する必要があります。
(before)
この場合、面積は小さいのですがリペアは簡単ではありません。
クリーニングしてから何種類かのレザーパテを使い凹みを直します。
塗料も調合して作りました。
最初のパテである程度、整形します。
次に、またマスキングをし直して、二種類目のパテ整形。
立体的なグリップの山を元通りにしました。
ここで、一度ディンプルの再生。
リューターを使って穴あけです。
穴を開け終ったら、塗装工程。
脱脂後の密着テストもOKです。
(after)
塗装ヶ所は、傷の辺りのみです。
穴のバリも綺麗に整え、触った感じも違和感ありません。
社長が出かけてしまったので、私も遅めの昼休憩。
ご確認いただき終了です。
小さいキズですが、手間暇かけて丁寧な施工を行いました。
車に負けずに完璧な仕上がりです(*^_^*)
オールカーボンボディ、内装までカーボンパーツだらけで凄いですね。
それにしても今日は業者さんで賑わっています・・・私(内装屋)に磨き屋さんにフィルム屋さん、色んな専門業者がそれぞれ、アルファ、フェラーリ、シトロエン、それぞれ自分の作業を行い、お店も方々も洗車したり接客したりと忙しそう。
帰り際には、整備屋さんとも挨拶を交わして入れ違いでした。
やっぱり、お世話になっているお店が忙しいのは嬉しい事ですね)^o^(