千葉県市川市にお住いのU様からご依頼です。
お車は、お馴染みのフォルクスワーゲン ゴルフ5 R32。

(before)

限界まで剥がれており後方確認に注意です。
U様が応急処置をしたのか?

いつものように養生を丁寧に行います。

ダッシュにコンソールやナビまでしっかりカバーします。

シートも完全にカバーします。
これで、万が一工具や部品が接触しても傷つきません。

部品を外して天井を降ろします。

外した天井も専用シートでカバーしてから取り出します。

取り出しました。



表皮を剥がすと劣化したウレタンがグズグズのベタベタ。

綺麗に除去してから接着工程に入ります。

凹凸ヶ所も皴なく貼りました。

コーナーまで生地を巻き込み補強します。


張替え終了。

天井パーツの裏側(ボディ側)は、鉄板に制振材のみのシンプルさ。

U様のご要望で防音断熱材を追加します。

今日の天候は、台風10号の影響で晴れたり曇ったり、時折ゲリラ雨も。

12時現在で気温は31℃、かなり蒸し暑いです。
そこで、実際のところ断熱材の効果がどうなのか?簡単な検証実験をしてみることにしました。

ボディの裏側がどんなに熱いか!

荷室の上、ルーフアンテナ周辺で実験。
ロウソクを当てたらどうなるのか?

クロノグラフで計って30秒!(わざわざ時計で計る必要はありませんが・・・)


ものすごい勢いで溶けていき、たった30秒で5mm短くなりました!
次は防音断熱材を貼りこみます。



同じ場所で貼った後はどうなのか?

ぐいぐい押し当てます。

同じく30秒。

約1mm弱、溶けましたが全然違いましたね!
熱くて手で触れない鉄板が断熱材の上からだと普通に暖かい程度の印象で触れます。
車内のボディ(鉄板)の温度が10℃下がりますから効果は歴然。
また、当店では天井とボディとのクリアランスを考え車種により貼り方を工夫しております。
以前の検証テストはこちらをご参照ください。
間違いなく熱中症対策にもなっている事でしょう。
お子様やペットとドライブに行かれる方にも大人気のオプションです。
(after)

ゴルフ5系は全面に貼れます。

断熱処理が終わったので天井を戻します。

ルームランプの点灯確認もOK。

メッシュ系のブラック生地で綺麗に仕上がりました。
U様にご確認いただくと思わず笑顔に!
とても喜んでいただけました(*^^*)
「会社のワーゲンオーナーにも話しておきます」とのこと。
U様、これで安心してお乗りいただけますね。
ご依頼ありがとう御座いました。
