K様の964ターボ、ダッシュリペアの続きです。
(before)
ただの赤レザーではありません。
アンティーク調のむら感のある本革内装(オールレザーインテリア)でした。
その為、普通に色を作るだけではなく、色を組み合わせて複雑な塗装工程となります。
旧車ではたまに見かける表皮です、マツダの初代サバンナ RX7(SA22C)依頼、久しぶりのアンティーク調レザーのリペアとなりました。
剥がれてしまった表皮の傷や段差を消しつつ模様を付けながら塗装していきます。
時折、引いた目線でまだらな模様具合が近いかどうかを確認します。
目安的にこちらのドアを参照。
(after)
違和感なく綺麗に仕上がりました。
新品と全く同じとはならないものの、パッと見は分からないレベルだと思います、色に濃淡をつけてアンティーク模様も再現しています。
担当サービスフロントのU氏にご確認いただき無事終了。
K様とは直接お会いしていない事もあり、気になる内装だったので、本日ご依頼主のK様にTELしてみました。
「ダメもとで依頼したのですが、素晴らしい仕上がりに大感激しました、帰りはニヤニヤしながら運転しました」とのお言葉。
いやーよかった!
安心しました。
夜には、バイク乗りのK様からお土産で頂いた赤福!
家族で美味しくいただきました。
当店は輸入車内装修理の専門店として営業しております。(国産車を受け付けないわけではありません)自動車、中でも輸入車は構造上の特徴として内装の天井部分が剥がれやすかったりします、年式によっては交換部品の入手も困難なため、元の部品を生かした天井生地の張替え修理を行っており、個人ユーザー様、販売店様にもご好評です。
他にも、今回ご紹介しているような本革レザーの修理等も数多くご依頼いただいています。
また、開業から約10年となる節目として、特にご依頼の多い、ポルシェの内装修理(インテリアリペア)を専門としたホームページを開設いたしました。
【ポルシェ インテリアリペア専門店 なるほ堂】詳細はこちら