今年は短い正月休みでしたが、有意義に過ごそうと前から気になっていた事にチャレンジしました。
傷が増えてきた腕時計のライトポリッシュです。
丁寧に扱い作業時はしていなかったにも関わらず、気が付けば傷だらけになっていた2本。
マスキングしながらブログに乗せようと思い立ち途中から撮影しております。
before
もう一本は、GSの9Fクォーツ。
ブレスレットを外します。
カルティエはクイックチェンジ式なので簡単に外せて助かりますね。
GSのケースは全面ポリッシュだし、サファイヤガラスなのでマスキングはしなくても大丈夫だろうと、気にせずゴシゴシしました。
ラグや側面は一定の角度になるよう、机の端で。
サテン仕上げのケース上面を保護すべくカーブに沿ってテープを貼りました。
このために用意した金属用のマスキングテープです、時計屋さんと同じもの。
湾曲したベゼルだけを磨きます。
磨き終わったら洗います。
ブレスレットはお湯につけてから、薄めた中性洗剤で隙間まで汚れ落とし。
ついでにダイバーズたちも一緒に沐浴。
GSのブレスは隙間が大きくて洗いやすいですね。
それに比べて・・・サントスときたら・・・
現行モデルらしく隙間が詰まった構造のためコマとコマの隙間汚れがなかなか落とせませんでした。ブラシを使わないと汚れが残って錆の原因になるかと。
こんな時は超音波洗浄機がいいんでしょうね。
ブレスを取り付け、セーム革で拭きあげます。
after
いや~気持ちいい! 深いキズは多少残るものの見違える輝き!大満足です!
SBGX319も完全復活! ラグの形も変わってないしベゼルのダレもありません。たぶん。
ザラツ研磨はできなくてもライトポリッシュで十分、気分は最高です。
準備と片付けは少々面倒ですが、磨く時間はほんの少しで十分でした。