昨年購入したグランドセイコーSBGW253が「Watchstars Awards 2017/2018」で「クラシックスター賞」を受賞したのに続いて、今度はSARX059が「グッドデザイン賞」を受賞したようです。
オーナーとしては素直に嬉しいですね。
9月に発売されたばかりです。
予約しておいたので受け取りに行きました。
まだいろんなお店で売っているので気になる方は手に取ってみてはいかがですか?
きっと買ってしまうと思います(;^ω^)
いっしょに妻にもプレサージュSRRY027。
なかなかお洒落なレディースモデル。
クラシックなデザイン、綺麗な赤文字盤、ドーム風防にボンベ文字盤、針も曲げていて良くできています。
使い方を説明すると・・・「使う前にいちいち合わせるは面倒ねぇ」だって。
私と違って機械式とかクォーツとかはどうでもよくってデザインだけが気に入ったみたい(*_*;
普通の人はそんなもんです。
高い時計を欲しがらないから幸いかもしれません。
受け取り前には琺瑯モデルや漆モデルとも比較してじっくり見比べてみました。
それぞれに良さはありますが、やはりこの七宝文字盤はガラス質のため独特の透明感が強く。
奥行きのある美しさ。
ギョーシェ文字盤は手前に立体感が出ますが七宝エナメルは奥に立体感が感じられます。
オーナーにならないと分からないのが文字盤の質感で、七宝ならではの気泡跡がポツポツ見えて手作り感が凄い。
身に着ける工業製品に日本らしい伝統工芸品を融合させている訳で、更に海外製ではありえない価格。
「七宝焼き」はそもそも欧州の「グラン・フ―・エナメル」と同じ、エナメルでも技法が様々ですが基本的に時計用として作れるメーカーや工房は限られ非常に高価なモデルになってしまいます。
ユリスナルダン、ブレゲ、パテック、モーザー、どれも機械まで高級仕様、余計に高価な一品になってしまいます。
この文字盤だけでも気に入ったのなら買う価値はあるでしょう。
(時計好きじゃなくても工芸品が好きな方にもおススメしたい)
マットダークブルー(ネイビー)のクロコベルトにDバックル付き。
プレサージュ頑張ってます!って感じかな。
針も分針と秒針を曲げてあり質感高いですね。
ミニッツインデックスは文字盤の見返しに別パーツのため傾斜が秒針に近いクリアランスです。
高級感と同時に文字盤サイズを小さく見せる小顔効果になり40mmの時計には見えません。(38mm位に見えます)
機械は6R15なのでスタンダードな精度と性能。
限定でも特別な装飾は無く裏スケルトンから見せなくても良いと思えます。
その分、少しでも薄くなるならその方が嬉しかったですね。
ケースは厚みもそれなりにありぽってりしています。
他のプレサージュと同様、価格を考えれば望んではいけない部分。
ラグのヘアラインも薄く、高級なケースではありません。
しかし、決してチープに感じるほどではないですよ。
また、リューズの操作感は思ったよりしっかりした感じで安っぽくはありませんでした。
針のグラつきもなくハック機能や手巻き機能も便利。
まだまだ慣らし状態なので安定してくると変わってくると思われますが、ここ数日間で日差プラスマイナス1秒前後。
経験上、歓喜するには早すぎです(;^ω^)
プレサージュ(40mm)とGS(38mm)との大きさ比較。
ベゼルが薄く白文字盤のGSの方が大きく見える印象。
私の好みとしては、普通の3針時計で40mmは大きすぎます。
但し、同じ安藤七宝さんが手がけたクレドールは買えない訳で、スペシャルな文字盤の満足感が上回り購入を決意しました。
セイコー機械式が3本、期せずしてフレンチトリコロールカラーの組み合わせになっていました(#^^#)