ジャガー Xタイプセダン 天井張替え修理&防音断熱材追加

東京都杉並区にお住いのK様からご依頼です。

ジャガー Xタイプセダン。

事前に打ち合わせを行い、生地の色をご指定いただきました。

当日、K様のご希望で防音断熱材も追加することに。

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後ろが見えなくなるのでテープで固定していました。

内装を傷つけないように養生してから部品を取り外していきます。

張替え作業ではルーフライナーを外に取り出す必要があります。

劣化してベトベトになっているウレタンは完全に取り除いて綺麗にしていきます。

脱脂して接着工程の準備。

張替え終了。

天井の裏側には防音断熱材を貼りこみます。

その効果は・・・・・こちらでご紹介していますからご参照ください。

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天井を入れて取り付けしていきます。

ランプの点灯確認も無事終了。

お引取りに来たK様も、スッキリと綺麗になり驚いていました。

当店では、完全予約制のため修理は1日で終了します。朝お越しいただき夕方以降でお引取りが可能ですよ(*^-^*)

天井張替え修理のご案内はこちらです。

ジャガー XKRコンバーチブル(X100) 内装リペア後編 

前回の前編ではレザーシートの変色や深いひび割れをリペアしました。

施工後の運転席

後編ではハンドル、ホーンパッドの色褪せを補色リペアする施工のご紹介です。

ジャガーのコンバチでは過去にも同じ症状のリペアを行いました。

オープンカーなので、日に当たるから色褪せするのかもしれません。

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ステアリングレザーやウッドは目立つ損傷がありません。

ホーンパッドだけが色褪せていて残念!

素材はピグメントレザーの本革なので同じように塗装で補色すれば綺麗になるはずです。

大まかな養生をしてクリーニング。

ステアリングホイールの皮脂汚れも落として革の状態を見極めます。

塗料を調合して作ります。

シートと同系色ですが、同じ色ではなく少し濃いベージュ系なので要注意。

グレージュな感じです。

脱脂後にマスキングして厳重な養生をします。

それから密着性テスト、塗装工程に入ります。

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塗装範囲はホーンパッドのみです、リペアは最小限にとどめても違和感なく仕上がります。

ハンドル周りや運転席が綺麗だと印象はかなり違って見えますね(*^-^*)

社長にご確認いただき終了です。

次のオーナーさんのもとに旅立っていきます。

ステアリングの補修例はこちらをご参照ください。

本革ステアリングは多少の痛みであれば修理が可能です。

本日はタグホイヤー モナコ

ジャガー XKRコンバーチブル(X100) 内装リペア前編

いつものジャガー屋さんからご依頼です。

X100系。

XKRコンバーチブル。

なかなか大変そうな内容です。

なので、今回は前編としてシートリペアをご紹介。

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とにかく目立つのは謎の変色と深いひび割れ!

緑色!

それも過去にリペアされた跡がはっきりと確認。

直接の変色原因が過去のリペアなのか?は定かではありませんが、何とかしなければいけません。

まずは汚れを落として再確認。

次に変色した塗料を溶剤で溶かしながら落としていきます。

簡単には落とせないので大変・・・

それから革のひび割れをなだらかにするのにサンディング。

コンマ数ミリ削り落とす作業。

レザーパテを数回に分けて入れつつ、番手を変えながらサンディング。

変色は背もたれサポート部分でしたが、座面の革も硬化していたので表層を削ってパテを入れました。

脱脂したり、マスキングしたり、ピーリングテストしたり、一通り準備してから塗装工程に入ります。

ステッチにはなるべく塗料が付着しないようにして、ダブルステッチの間も劣化しているので色を差していきます。

ようやく完成。

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本来の色に塗装して出来上がり。

見違えるように復活。

翌日は、ハンドルのホーンパッドをリペア予定。

レザーシートのリペア施工例はこちらをご参照ください。

ベントレー コンチネンタルGT 天井張り直し修理! 

東京都品川区の会社、社用車の内装修理をご依頼されました。

お車は、ベントレー コンチネンタルGT。

過去10年で約10数台の施工実績があります。

全て同じ症状の修理を行いました。

白い車体、ボディも長くて迫力のある独特のラグジュアリー感。

ちなみに、当店ではお預かり時に専用品としてシンセティックレザーの大型シートカバーとマット、ステアリングもポルシェ純正のメンテナンスカバーを使用しています。

シートカバーはバックパネルまで覆うため運転中にズレたり汚れたりすることがありません。

ステアリングカバーも使い捨てでありながらソフトでズレにくく、滑りにくい一品。さすがポルシェ純正。手が滑って爪でレザーステアリングを傷つける心配がありません。

消耗品として考えると割高ではあるものの、スーパーカーや希少車でも安心してつけられて非常に気に入っています。

修理内容は、内装の天井部分、本革のルーフライナーが剥がれてたるんでくる症状。

部品を取り外し、パーツを分解して、張替え&再接着、再び組み立てて車体に取り付けていきます。

私と熟練の職人2名で行うので、ギリギリ1日で終了します。

昼食は交代で効率よくとってかなりスピーディに進めます。

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後席の頭上付近が大きく膨らんでいますね、これは革が剥がれた状態です。

コンチGTは新車時に軽く2千万円以上する超高額車両、それ故スムースなフルグレインレザーが至る所に使われています。

【 フルグレインレザー 】とはこちらの【 自動車内装 レザーの種類・お手入れ方法 】で解説しています。

内装パーツもこの車両クラスになると小さな部品一つで数万円~10万円オーバーが当たり前。

修理でお預かりしたのに2次被害を出すわけにはいきません。

絶対に傷つけないように過剰なほどの養生を行います。

高額車両の取り扱いを理解しているかどうかが、専門店かどうかの差。

部品を外して。パーツを解体していきます。

表皮を剥がして劣化したウレタンを取り除きます。

綺麗にしたボードに、ベースとなるウレタンを貼ります。

純正と同じ厚みになるように測ったうえで、チョイスしたウレタン。そのため天井やグリップなどを取り付けた際に隙間が出来ませんし綺麗に仕上がります。

剥がした革は再接着できるように丁寧な裏面処理が必要です。これが非常に手間がかかる・・・しかし、耐久性に関わるのではしょれません。

その後、片側から順番に位置を合わせながら貼っていきます。

コンチGTは裏側のクリアランスがシビアなので配線処理を正確にしなければなりません。

天井パーツも組み立てて準備完了。

取り付けシュミレーションと事前確認を済ませて工具の配置まで完了したら取り付けに入ります。

この段取りがとても重要です。

効率よく正確に作業を進めることが仕上がりに影響しますからね。

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ルームランプの点灯確認もOK。

ご担当の方が社長と取りに来られました。

写真をお見せしながらご説明。

1日で終了したので大変驚かれ、喜んでいただきました。

天井張替えのお申込みからご依頼までの流れはこちらをご参照ください。

ジャガー Xタイプ エステート 自動車内装・Aピラー&天井張り替え修理

東京都杉並区にお住いのS様からご依頼です。

お車は、ジャガー Xタイプ エステート。

ご相談の上、Aピラーも天井と同時に張替えすることになりました。

綺麗なボディですね、大切に乗られているようです。

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窓を開けて走ると風で余計に剥がれてしまいます。

傷つけないように養生して部品を取り外していきます。

表皮を剥がして下地処理。

ベタベタになっている劣化したウレタンを除去します。

脱脂してから接着材の塗布。

天井はOK。

次はAピラーです。

取り付け工程。

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終了、綺麗に仕上がりました。

S様にも喜んでいただきました。

天井張替え修理、ご依頼の流れや詳細はこちらをご参照ください。

ジャガー XKRコンバーチブル(X100) 内装修理(後編) ステアリングリペア他

前回の続き。

ジャガー屋さんからの依頼でX100の本革内装を修理しています。

シート以外では、センターコンソールの一部が破れています。

また、アームレストも剥げており、ステアリングも経年劣化が見られます。

アームレストとステアリングはシート表皮と同様、本革のピグメントレザーなのですが、破れているセンターコンソールはシンセティックレザーです。

従って修理方法も若干かわります。

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屋外施工なので暗くなると作業できません。

パテ乾燥中に、色調調整をしたり、塗料乾燥中にマスキングしたり。

作業を並行しながら、超スピードで進めていきます!

休憩しないと集中力が切れてしまいます。視界も狭くなってしまうので良くありません。

一服しながら、少し引いて見ると全体のバランスも良好に。

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無事に終了。

写真によってはステアリングが濃い色に見えますが影になっているための錯覚です。

ベージュ系の色は、日差しの当たるところと影のところでは大きく見え方が変わります。

また、フロントガラスのグリーン色に透かされて見え方が変わるので気を付けなければなりません。

ジャガーのレザーリペアは、ディーラーさんやジャガー屋さん、一般ユーザーの方、等かなり施工実績が多いので安心してお任せください。

自動車内装の修理、特に本革インテリア リペアについてはこちらをご参照ください。

ジャガー XKRコンバーチブル(X100) 本革内装修理(前編)・レザーシートリペア

いつものジャガー屋さんからご依頼です。

お車は、XKRコンバチ(X100)。

修理内容盛り沢山なので1日では終わりません。

今日は前編。

レザーシートリペア編。

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運転席は、まあまあのヤレ具合。

助手席は軽度の損傷。

頑張って綺麗にしていきましょう!

クリーニング。

下地処理。

助手席は座面だけにします。

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続いて助手席。

暗くなってきたので終了します。

自動車内装用 レザーの種類・お手入れ方法に関してはこちらをご参照ください。

ランドローバー ディスカバリー3 本革シートリペア(劣化シワ) 

よくご依頼いただく横浜のイタフラ屋さんから、珍しく英国車ランドローバーのご相談を受けました。

オーナーさんのご要望で、評判のいい内装専門業者さんに革シートのクリーニングとリペアをお願いしたいとの事です。

早速、現車を確認して作業開始。

運転席のみのご依頼

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大まかな仕上がりイメージを元に、先ずは汚れを落としていきます。

この状態にする事で、皴やひび割れの深さを正確に把握できます。

また、その深さによって下地処理方法や工程を工夫していきます。

私のやり方ではレザーパテも粘度や色調整を加えます。

他にも独自の工夫は沢山ありますが、ブログで公表できるのはここまで。

下地処理後は、いよいよ塗装工程と仕上げ。

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リペア範囲はサポート部分だけです

クリーニング&部分リペアで運転席1脚が蘇りました。

本革シートリペアの考え方

私の方針としては、オーナーさんが長く乗り続けられるような修理を第一に考えています。

そのため、不用意に表皮の革を傷めない様な方法をとり、2度目以降のリペアにも対応できるようにしております。

もちろん、ご満足いただけるような綺麗で自然な仕上がりにした上でですけど。

実際、いくら綺麗にリペアしたとしても何年か経てば当然汚れや痛みは出てきますよね?

そんな時、もう一度リフレッシュしたいと思っても、前回のやり方次第では再リペア不可能な状態になってしまっている事もあるんです。

それが交換部品も見つからない貴重な車両だとしたら・・・

純正に拘っているオーナーさんなら余計にショックだと思います。

なるほ堂では、施工記録を残しているので10年前の施工でも再リペアが可能なのです。

気に入っている自分の車だったとしたら大事に維持したいと思いますよね。

それと同じです。

ご依頼の多い、ポルシェのインテリアリペアに関して。専門のホームページを開設しました。

皆様のご訪問をお持ちしております!

今日はハルク

BMW ミニ クーパー(R50) 自動車内装 天井張り替え修理&防音断熱材追加  

数年前にご依頼いただいた三鷹市のT様からリピート依頼です。

前回はBMWの3シリーズE46でしたが、今回は当時から所有していたR50のミニクーパーです。

メールの抜粋

張り替えた天井も問題なく、E46は快調で乗っておられるようで良かったです。

ご相談のうえで張替えと同時に防音断熱材も追加することになりました。

それでは現状を見てみましょう。

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完全に剥がれてしまったので応急処置として針で固定したそうです。フロントもサイドもガラスの際からポロポロと劣化したウレタンが落ちてきてしまい窓を開けるのも厳しい状態でした。

いつものように専用シートカバーやステアリングカバー、フロアマットを装着して移動します。

部品取り外し前には車内の養生を完璧に行い、取り外す順番を確認します。

当店では、ディーラー以上に丁寧な作業を徹底するために土足では乗車しません、工具もケースごと床置きして2次被害が起きないようにしております。(工具の紛失や内装の傷防止)

ルーフライナーを取り出す際も擦れて傷がつかないように専用カバーで覆ってから素早く取り出します。

劣化したウレタンを綺麗に除去して脱脂。

その後、専用接着剤をスプレーガンで塗布します。

天井の裏側(ボディ側)は制振材が貼られているので、その上に防音断熱材を貼っていきます。

【 防音断熱材のメリットについて 】

  • 天井張り替えと同時の場合は、部品脱着工賃が無料!
  • 放射温度計で計測すると、約10℃の違い!(外気温30℃、日中の参考値)
  • エアコン効率が大幅アップ!
  • 音響効果のアップ、ルーフに当たる雨音の軽減!
  • 天井張り替え後の耐久性も上がります!
  • お子様やペットとの乗車、居住スペースが広い車種は特におすすめ!

詳細はこちらをご参照ください。

今日のお昼は、人気の塩ラーメン、美味し。

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純正に近いグレー生地で張替え終了、スッキリとしましたね。

T様にもご確認いただき喜んでいただきました。

ちなみに当店の社用車もBMWミニです。

お困りのミニオーナー様、BMWミニの天井張り替えは数多くこなしてますから安心してご相談ください。

天井張り替えの詳細は☟でご確認ください。

アストンマーチン DBSヴォランテ レザーシートリペア(革の小傷も直せます) 

横浜市の専門店様からご依頼です。

お車は、アストンマーチン DBSヴォランテ。

レザーシートリペアを行います。

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販売が決まっている車両のようです。

全体的には程度良好なのですが、それゆえ所々の傷が気になってきますね。

新オーナーさんのリクエストでリペア依頼となったそうです。

傷の種類としては、擦れ傷、引っ搔き傷の2種類です。

ステッチは白なので要注意。

クリーニング後に、傷の深さや表面の状態を確認して最適な方法を考えます。

今回は、背もたれサイドサポートの傷は、深い引っ搔き傷と浅い擦れ傷とが混在しています。

深い引っ搔き傷のみピンポイントでレザーパテを使用し、擦れ傷はなじませるようにしました。

【レザーシートよもやま話】

因みにレザーは天然物ですから、1脚のシートの中に色んな表情が見られることもあります。元から多少の傷や皴、シボ感が違うヶ所があったり。

また、1枚の革で作ってはいないので、分割されているピースによっても表情が違っていたりします。

スムースレザーの車両用では、牛さんの血管や虫刺され跡も見られますよ、手作り感が微笑ましい(^^♪

個人的には、靴や鞄同様に味わいがあって好きですが、工業製品目線としてみる方には品質が悪いと感じられるのかも知れません。

気にされる方、均一な表皮じゃなきゃ嫌だ!って人は、SUV車に多く見られるようなシボのハッキリしたレザーシートがお勧めです。

加工により均一なシボが再現されています。

アストンマーチンは、あっさり加工系のスムースレザーが多いメーカーですね。

クラフトマンシップを重んじるからか、レザーシートでも個体差がある印象です。(良し悪しではありません)

皆さんも、レザー内装の車に乗っているのなら、革の表情を観察してみると、何か面白い発見があるかもしれませんよ(#^^#)

塗料を調合作成して、下地処理が済んだら密着性も確認します。

全てOKなら塗装工程。

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終了後は、社長にご確認いただき撤収。

きっと新オーナーさんにも喜んでいただける事でしょう。

ご依頼後は、気分一新!今まで以上に愛着が増すよう、お手伝いさせていただきます!

当店では、希少車、高級車、限定車、など普段接する機会が少ない車両の修理も数多くお受けしております。

レザーシートの他、自動車内装・レザーの種類やお手入れの詳細はこちらをご参照ください。

ご相談はお気軽にどうぞ。

今日はセイコー プレサージュ七宝