マセラティ レバンテ チャイルドシート凹み跡 リペア

マセラティ レバンテ、レザーシートのリペアをご紹介。

後部座席にチャイルドシートを乗せていて・・・外したら(´;ω;`)ウゥゥ

こんな経験ありませんか?

子供が大きくなり、いざ外したら凄い凹みが出来ていて!

基本的に元に戻すことは出来ません。それでも多少ましになれば査定で大きくは引かれないかも。

業者オークションに出品する際でも同様です。

今回は、販売店様からご相談されてリペアしました。

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チャイルドシートは意外と重いので固い脚の部分は大きく凹んで跡がくっきりついています。

レバンテの場合は、レザーが柔らかく戻りやすい車種で幸いでした。

クリーニング後に養生してから、少しづつ熱を加えてリペアします。

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ほぼ分からなくなりました。

担当K氏にご確認いただき終了。

後日聞いた話では、オークションでもマイナス査定にはならなかったようです(*^-^*)

大変喜ばれました。

一般ユーザー様でも、お困りの方はご相談ください。

表皮の種類や凹みの程度によりケースバイケースなので、仕上がりをお約束する事は出来ませんので、その点はご了承いただければと思います。

今日は、アクイスデイトでした。

フィアット 500Riva レザーシートリペア(ひっかき傷)

新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

能登地震に被災された皆様、一刻も早く日常を取り戻せますように心からお祈り申し上げます。

暖冬とは言え、積雪が心配な真冬を乗り越えなければならないご苦労は想像を絶する困難さかと思います。災害弱者の方々にまで適切な援助がされますように願っております。

元旦からの悲報に驚きましたが、今年は特に明るいニュースが増えるといいなぁ。先ずは、サッカーアジアカップで日本の快進撃、ぶっちぎりでの優勝を期待しています。

個人的には、以前から行っているコンビニ募金(コンビニで買い物するたびにカウンターに置いてある募金箱に小銭をいれる)(今は震災募金になっている)を増額して続けながら、良い仕事をしてお客様に喜んでいただけるように励みたいと思っております。

今年、最初の仕事は、長くお付き合いさせて頂いている横浜のイタフラ屋さんからです。

フィアット500 Riva、イタリアの高級ヨットブランドとのコラボモデルだそうです。

そのため、本革レザーシートの高級仕様。

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シートベルトで引っ掛けたと思われる傷が、背もたれサイドサポートとパイピングについています。

クリーム色の調色は難しいんです。ほんの少しのミスで赤、黄、青、色の三原色が少し多いだけで全く合わなくなってしまいます。

微調整に緑を入れて赤みを抑えたり、その逆だったり。

じっくり時間をかけて、いろんな角度から光を当てて見極める必要があります。そうしなければ部分リペアが成立しません。

ほんの少しの傷を部分リペアするつもりが・・・シート半分塗装するとか?それでは残念過ぎますよね?

パイピング用と合わせて2色作ってリペアしました。

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無事に終了して、社長にご確認いただきました。

傷を中心にした小範囲にとどめた部分リペアでも、色を合わせているので指摘されなければ気が付かない仕上がりになりました。

ランチャ デルタ 天井張替え修理

前回のいすゞ ピアッツァに引き続き、今度は珍しい欧州車のご紹介です。

東京都世田谷区にお住いの I 様からご相談されて「ランチャ デルタ」の天井張替え修理を行いました。

こちらは初めての車両です。

ただでさえ珍しいランチャ、数年前の「ステージス」の天井張替え以来となります。

懐かしいデルタではなくて新しい方のデルタ。

事前の打ち合わせで、生地サンプルをお見せしてご説明しました。

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特に前席の上が剥がれて限界突破しそう。

リヤハッチを開けて確認すると後席の上も剥がれていました。

養生後に部品の取り外し開始。

残念ながら表皮の再利用は出来ません。

下地処理後に新品生地を貼っていきます。

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色味も違和感ありませんでした。

最終チェック、ルームランプ点灯確認もOKです。

I 様がお引取りに来られて大満足いただきました!

すでに、この新しい方のデルタも販売が終了しているようです。

天井張替えは完全予約制です。基本は1日、当日仕上げ。

朝お持込み~夕方以降でお引取り可能です。少々遠方でも乗ってお帰り頂けますよ~(*^-^*)

受付からご依頼までの流れは、こちらをご参照ください。

ちなみに、ポルシェ、フェラーリ等のスーパーカー系は別のホームページを立ち上げましたのでこちらでご確認ください。

少しですが、YouTubeで動画も公開しております。なるほ堂のチャンネルはこちら

フィアット 500(チンクエチェント) ステアリングリペア

横浜のイタフラ有名店からのご依頼です。

フィアット 500(チンクエチェント)。

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汚れを落とそうとしたのか?

部分的に擦れている状態。

チンクエチェントのステアリングの革はデリケートなんです。加工されているピグメントレザーの表面が剥がれやすく、捲れている事もよくあります。

今回は、一部分が擦れた状態なのですが、クリーニングして確認すると所々に傷も見られました。

なので、3分の1程度の範囲でリペアしました。

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店長にご確認いただき終了です。

綺麗に仕上がりました。

マセラティ グランカブリオ 内装リペア(レザーシート他)

いつもご依頼いただくイタフラ専門店様から。

マセラティ グランカブリオ。

オーナー様が、運転席を中心に気になるところをリペアしてほしいとご指名されました。

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マセラティの特色として、フルグレインレザーとソフトなシンセティックレザーが組み合わされています。

色もホワイトやクリーム系が多いです。

汚れを落として傷みを確認します。

ホワイトレザーに赤ステッチなのでステッチには十分注意します。

表皮に対してひび割れや皺がどの程度の深さなのか確認して整えていきます。

ダブルステッチの間もマスキングして綺麗に。

ステアリングコラムカバーの横、キーシリンダーの横は破れています。

ソフトなシンセティックレザー。パテで埋めます。

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助手席と釣り合いが取れるように、またソフトな触った感触が変わらないように完全に皺が無くなるような修理方法はとりません。

施工中にお店に見に来たオーナー様に直接ご確認いただき喜んでいただきました。

自動車内装に使われている革の種類などは、こちらでも解説しております。お手入れ方法と合わせてご参考に。

今日は、出番少なめなブライトリング

フェラーリ 599 ライトスイッチリペア後編(ベタベタ再塗装) 

フェラーリ 599 ライトスイッチリペアの後編(塗装~仕上げ)です。

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苦労しながらも分解して下地処理まで終わりました。

艶消しブラックの樹脂用塗料を調合作成して塗装工程に入ります。

事前に用意したスペシャルツールを使って仕上げます。

仕上げ工程を経て完成。

梱包して静岡県に発送します。

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今回の事で、このスイッチは克服しました。

交換すると高価な部品ですが、修理可能です。(そうは言っても、結構難しいため特別安価な修理とはなりませんのでご理解ください)

もしも、同系のスイッチでお困りの方はご相談ください。

郵送受付も承ります。

確かマセラティにも同じスイッチがあったような気がします。

スイッチリペアの詳細はこちらをご参照ください。

フェラーリ 599 ライトスイッチリペア前編(ベタベタ再塗装) 

静岡の業者さんから送られてきた、パーツのリペアです。

お車は、フェラーリ 599、ライトスイッチ。

前編(分解~下地処理)

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このパーツは、厄介なことに透過式なので、ベタベタを取るだけでは済まされません。

そこで、分解する事に・・・

右側のダイヤルは裏側からアクセスして簡単に取り外しが出来て分解もOKです。

問題は左側の大きな方、全然わからん!!!

裏の基盤を外しても、そこから先が・・・

画像検索しても資料が出てこないし、壊すわけにはいきません。

結局1時間位悩んだ末にようやく解明❕

ひたすら地味にベタベタ塗膜を剥離してきます。

後編に続く。

スイッチリペアの詳細はこちらをご参照ください。

マセラティ グラントゥーリズモスポーツ センターコンソールリペア(破れ、傷) なるほ堂

グラントゥーリズモスポーツの続きです。

センターコンソール

シートは終わっています。

今度はセンターコンソールの後席側、ドリンクホルダーの横当たりが破れています。

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OKです

K氏にご確認いただき終了です。

マセラティ グラントゥーリズモスポーツ シートリペア(擦れ) なるほ堂

最近は秋晴れの気持ちの良い天候が続いてますね。

こんな日はテンションが高くやる気が出ますし良い仕事ができそうな気分になります。

いつもの輸入車専門店様からご依頼です。

お車は、マセラティ グラントゥーリズモスポーツ。

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クリーニングして作業開始

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担当、K氏にご確認いただき終了です。

今日は、パネライ ルミノールマリーナ

フェラーリ F355 メーターフードFRP加工(変形修正) なるほ堂

娘の高校は9日から夏休みのようです、夏休みは2週間程度と少なく可愛そうな気もしますが旅行にも行けませんし、部活が楽しいみたいであまりがっかりしていません(;^ω^)

親としては健康でいてくれるのが一番!

私も旅行に行けなくなったのでお盆お休みなしで仕事します!

横浜市のイタフラ専門店様からご依頼です。

お車は、フェラーリ F355。

本革張りの内装のため保管状況により様々な不具合が出てきてしまいます。

ダッシュボードの革が剥がれて浮いてきたり、メーターフードも革が剥がれて変形してきます。

主な原因は太陽光!ダッシュボードは高温にさらされます、素材が熱による膨張と収縮を繰り返し、乾燥もするために革が縮んでしまいます。

すると縮んだ革に引っ張られてベース部分も変形してしまう訳です。

それでも修理は可能。

かなり面倒な作業を強いられますが出来ないことはありません。

部品も手に入りずらい高価なパーツなので修理をご依頼されました。

現車での位置合わせとマーキングをして部品を取り外します。

フロントガラス側から見ると3センチ程度の隙間が見えてしまう状況。

反りあがっていた部分を削り落として長さも2~3センチ足します、成形した後は革を貼って完成予定。

外した次は表皮を剥がします。

表面の接着剤跡を落とすところから作業再開。

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予め仮決めしておいたパテを成形しながら次のパテを入れていきます。

かなり削り、パテをひいて、またサンディング、繰り返してそれらしい形になってきました。

硬化したらパテを入れて乾燥。

今回使用しているパテは3種類、高温にも負けない耐熱パテや成形しやすいバンパーパテ。

ひたすらブロックを使って手作業でサンディングします。

微妙なカーブを描いているため時間がかかります。

もう少し。

嫌になる位、繰り返しサンディングしながら修正します。

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ようやく完成。

触っても全く引っ掛かりもなく滑らかなカーブです。

これなら革を貼っても綺麗に仕上がる筈です。

納品して実車に当てて確認したら革を貼って完成。

疲れたのでゴロンとします((+_+))