ボルボ V50 天井張替え(防音断熱材追加) 

東京都中央区にお住いのH様からご依頼いただきました。

お車は、ボルボ V50。

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サンルーフのスライドさせる手動サンシェードは完全に剥がれてしまって戻せない様な状態です。

後席やトランクスペースも完全に剥がれています。

当店のモットーは、丁寧な作業。傷つき防止のために徹底して養生します。 

外した部品やネジ類の紛失防止と使用ヶ所が分かるように管理します。同じようなネジでも使用ヶ所によって長さが違っていたりします。

樹脂パーツは弱っているので割れないように慎重に外します。

劣化したウレタンを綺麗に除去して脱脂。

続いてサンルーフ部分のサンシェードを張り替えます。

休憩時には取り付け手順や配線の取り回しをチェックします。

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H様のご要望で防音断熱材を追加しました。

サンルーフ付き車両の場合は、サンルーフユニットが邪魔しており物理的に貼れるスペースは限られてしまいます、後席からトランクにかけてとなります。

それでも多少の効果はある筈なので間違いではありません、またその分お安く設定しています。

ランプ点灯、サンルーフの作動確認をして終了します。

お引取りに来られたH様にも喜んで頂きました。

H様「恥ずかしくて他の人を乗せられませんでしたがこれで、安心して乗せられます!」

H様、この度はご依頼ありがとう御座いました。

天井張替え修理、ご依頼の流れはこちらをご参照ください。

ポルシェ 911(991) センターコンソールリペア(タバコ焦げ跡)  

私が担当している都内のポルシェセンター様からご依頼です。

お車は、ポルシェ 911(991)。

センターコンソールの灰皿周りにタバコを落としてしまったのか?

火種が落ちたんでしょう。

完全に溶けてケロイド状の穴が2か所、目立ちます。

お客様は何とか修理したくてサービスフロントにご相談された様子。

因みにこの部品だけ交換する事は出来ません、アッセンブリー交換となり数十万円コースとかなり高額です。

どうせなら少しでも目立たなくなるように施工したいと思います。

事前に邪魔なパーツを分解して準備してもらいました。

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完全に溶けている半穴が2か所です。

マスキングして下地処理後に塗装で仕上げます。

穴は少しづつ埋めていき、なるべく自然なリペアになるようにシボを復元していきます。

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塗装範囲は15センチ程度のピンポイント塗装。

完了したので、担当サービスフロントのM氏にご確認いただき終了。

後日、聞いたところ、お客様の反応は「こんなに綺麗に目立たなくなるとは思わなかった!」と大好評だったそうです(#^^#)

2022年度の非売品カレンダー

帰りに非売品のポルシェカレンダー(コレクターズコイン入り)をいただきました。

来年も、ポルシェ乗りのお役に立てるように頑張りたいと思います!

ポルシェ インテリアリペア専門のホームページを開設しました!

是非こちらをご参照ください。

アストンマーチン DBSヴォランテ レザーシートリペア(革の小傷も直せます) 

横浜市の専門店様からご依頼です。

お車は、アストンマーチン DBSヴォランテ。

レザーシートリペアを行います。

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販売が決まっている車両のようです。

全体的には程度良好なのですが、それゆえ所々の傷が気になってきますね。

新オーナーさんのリクエストでリペア依頼となったそうです。

傷の種類としては、擦れ傷、引っ搔き傷の2種類です。

ステッチは白なので要注意。

クリーニング後に、傷の深さや表面の状態を確認して最適な方法を考えます。

今回は、背もたれサイドサポートの傷は、深い引っ搔き傷と浅い擦れ傷とが混在しています。

深い引っ搔き傷のみピンポイントでレザーパテを使用し、擦れ傷はなじませるようにしました。

【レザーシートよもやま話】

因みにレザーは天然物ですから、1脚のシートの中に色んな表情が見られることもあります。元から多少の傷や皴、シボ感が違うヶ所があったり。

また、1枚の革で作ってはいないので、分割されているピースによっても表情が違っていたりします。

スムースレザーの車両用では、牛さんの血管や虫刺され跡も見られますよ、手作り感が微笑ましい(^^♪

個人的には、靴や鞄同様に味わいがあって好きですが、工業製品目線としてみる方には品質が悪いと感じられるのかも知れません。

気にされる方、均一な表皮じゃなきゃ嫌だ!って人は、SUV車に多く見られるようなシボのハッキリしたレザーシートがお勧めです。

加工により均一なシボが再現されています。

アストンマーチンは、あっさり加工系のスムースレザーが多いメーカーですね。

クラフトマンシップを重んじるからか、レザーシートでも個体差がある印象です。(良し悪しではありません)

皆さんも、レザー内装の車に乗っているのなら、革の表情を観察してみると、何か面白い発見があるかもしれませんよ(#^^#)

塗料を調合作成して、下地処理が済んだら密着性も確認します。

全てOKなら塗装工程。

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終了後は、社長にご確認いただき撤収。

きっと新オーナーさんにも喜んでいただける事でしょう。

ご依頼後は、気分一新!今まで以上に愛着が増すよう、お手伝いさせていただきます!

当店では、希少車、高級車、限定車、など普段接する機会が少ない車両の修理も数多くお受けしております。

レザーシートの他、自動車内装・レザーの種類やお手入れの詳細はこちらをご参照ください。

ご相談はお気軽にどうぞ。

今日はセイコー プレサージュ七宝

フォルクスワーゲン パサートCC 天井張替え(防音断熱材追加)

東京都練馬区にお住いのA様からご依頼です。

お車は、フォルクスワーゲン パサートCC。

スタイリッシュなクーペスタイルのスポーティセダンです。

事前に張替え生地をご確認いただきオプションの防音断熱材も追加する事になりました。

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車内の全てを養生した上で、部品を外して天井を降ろします。

車外に取り出す際も注意が必要、傷つけないように専用カバーで覆って取り出し。

接着工程では、その日の外気温や湿度も考慮して接着剤の量ややり方を工夫します。

更にタイミングも重要。

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防音断熱材は天井の裏側にはるため見えなくなってしまいます。

オーナー様には当日の施工写真を工程ごとにお見せしております。

A様にも大変喜んで頂きました。

天井張替え修理、ご依頼の流れや詳細はこちらをご参照ください。

BMW 330CIカブリオレ(E46) 内装リペア リフレッシュプラン後編 

T様からご依頼のBMW 330CIカブリオレ、内装リペアの後編です。

先にセンターコンソールのカップホルダー周辺パーツをリペアしました。

取り外せるのと樹脂系素材なのでシートと同じ塗料は使えません。(前編を見てね)

シートを中心にクリーニングしてからリペアしていきます。

クリーニング後に状態確認。

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主には運転席レザーシートとドアひじ掛けの変色をリペアする事になりました。

ステッチを保護して下地処理を進めます。

塗料もシート用に調合作成して塗装工程に。

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助手席もクリーニングしたので全体的にリフレッシュされました。

全工程が終了したのでT様にご連絡。

引取りに来られたT様も甚く感激されていました!

明るいベージュ系のレザー内装ですから汚れや擦れが目立ってしまいますね。

終了後は、とてもスッキリさっぱりと明るい印象になりました。本来の高級感が蘇ったようです。

中古車を購入されるタイミングや車検を通したタイミングでご相談される事が多いレザー内装リフレッシュプラン。

ご依頼後は、気分一新!今まで以上に愛着が増すよう、お手伝いさせていただきます!

一部ではございますがBMWの施工例は⇒こちらをご参照ください。

ポルシェの例にしておりますが、内装リペアのサービスメニューはこちらをご参照ください。

BMW 330CIカブリオレ(E46) 内装リペア リフレッシュプラン前編 

港区にお住いのT様からご依頼です。

お車は、BMW 330CI(E46)カブリオレ。前編。

ご依頼内容は、内装全般のリフレッシュプラン。

事前に打ち合わせの上で作業内容を決めていきます。

T様からのヒアリングで、特に気になるヶ所を優先してリペアする事に。

センターコンソールのカップホルダー周辺の塗装傷を補修します。

部品がなくて交換もできないので何とかしたかったそうです。

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分解したいですね。

下地処理の仕方で仕上がりには大きく影響します。

お昼休憩。

Yさんの手作り弁当をいただきました!

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綺麗になりました。

車内に戻して完了。

色もぴったり一致しているので全く違和感はありません。

後編に続く。

内装リペアのサービスメニューはこちらをご参照ください。

フォルクスワーゲン パサートヴァリアントV6  天井張替え(防音断熱材を追加) 

東京都世田谷区にお住いのT様からご依頼です。

お車は、フォルクスワーゲン パサートヴァリアント V6 4モーション。

徐々に貴重な存在になりつつあるV6エンジンの早いパサートです。

T様もこの車に新車から乗っており電動車には興味がないそうです、修理しながらでも出来るだけ長く乗りたいとの事。

当店には、T様と同じような考えのお客様ばかりです。

部品が手に入りにくくなっても、修理で何とかなるように努力したいと考えます。

天井張替え修理、ご依頼の流れや詳細はこちらをご参照ください。

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そんなに酷く剥がれてはいません。

きっちり養生した後に部品を取り外していきます。

劣化したウレタンを綺麗に除去して下地処理します。

久しぶりに登場した、Mr.バブル・ヘッド氏も嬉しそう?

裏側まで巻き込み処理をして耐久性を向上させます。

オプションの防音断熱材を追加しました。

天井を戻すと見えなくなってしまう為、当店では写真をお見せしております。

基本的には、施工記録として工程ごとの写真を撮っているので納車の際にお見せする事が可能です。

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事前に生地サンプルをお見せしていましたが、綺麗に仕上がって違和感のない出来栄えにT様もご満足のようです。

T様、これからも頑張って乗り続けてくださいね。

この度はご依頼くださり誠にありがとう御座いました!

当店ではフォルクスワーゲンの施工に注力しております。

天井張替え修理、ご依頼の流れや詳細はこちらをご参照ください。

ポルシェ 911(964)ターボ アンティークレザーダッシュリペア(剥がれ)後編 

K様の964ターボ、ダッシュリペアの続きです。

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ただの赤レザーではありません。

アンティーク調のむら感のある本革内装(オールレザーインテリア)でした。

その為、普通に色を作るだけではなく、色を組み合わせて複雑な塗装工程となります。

旧車ではたまに見かける表皮です、マツダの初代サバンナ RX7(SA22C)依頼、久しぶりのアンティーク調レザーのリペアとなりました。

 

剥がれてしまった表皮の傷や段差を消しつつ模様を付けながら塗装していきます。

時折、引いた目線でまだらな模様具合が近いかどうかを確認します。

目安的にこちらのドアを参照。

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違和感なく綺麗に仕上がりました。

新品と全く同じとはならないものの、パッと見は分からないレベルだと思います、色に濃淡をつけてアンティーク模様も再現しています。

担当サービスフロントのU氏にご確認いただき無事終了。

K様とは直接お会いしていない事もあり、気になる内装だったので、本日ご依頼主のK様にTELしてみました。

「ダメもとで依頼したのですが、素晴らしい仕上がりに大感激しました、帰りはニヤニヤしながら運転しました」とのお言葉。

いやーよかった!

安心しました。

夜には、バイク乗りのK様からお土産で頂いた赤福!

家族で美味しくいただきました。

当店は輸入車内装修理の専門店として営業しております。(国産車を受け付けないわけではありません)自動車、中でも輸入車は構造上の特徴として内装の天井部分が剥がれやすかったりします、年式によっては交換部品の入手も困難なため、元の部品を生かした天井生地の張替え修理を行っており、個人ユーザー様、販売店様にもご好評です。

他にも、今回ご紹介しているような本革レザーの修理等も数多くご依頼いただいています。

また、開業から約10年となる節目として、特にご依頼の多い、ポルシェの内装修理(インテリアリペア)を専門としたホームページを開設いたしました。

【ポルシェ インテリアリペア専門店 なるほ堂】詳細はこちら

ポルシェ 911(964)ターボ アンティークレザーダッシュリペア(剥がれ)前編 

暖かかったのに・・・一気に寒くなりましたね。

昨日はボルボV70RとドゥカティMHR、MVアグスタF3、ブルターレ、アプリリアRS250、スズキ イナズマ1200、ヤマハセロー他、複数お持ちのバイク乗り(ほんとに沢山持ってますね(笑))、K様とお会いして港区のライーダーズカフェ「スーパーレーサー」に行ってきました。

冬仕様の装備で行ったら熱いくらいでしたが、今日は寒い(´;ω;`)ウッ…

そんな本日は、ポルシェ 911(964)ターボ、港区にお住いの違うK様からご依頼です。

ご希望の日程にピンポイントで合わせるためディーラーにご入庫いただきました。

迫力のあるテールにフェンダー。

ドアを開けた瞬間、あ~!

これは普通の仕様ではありません。

ターボなので豪華仕様なんでしょうが、フルレザーパッケージのオーダー仕様ではないかと思われます。

シートだけではなくダッシュやドアも本革、それも、ただの赤ではなくマダラに見えるアンティーク調です!

革のシボ感も統一され、ステッチも綺麗、革の巻き込み部分もとても丁寧な仕上がりになっており、正しく最上級のレザー内装と言えます。

素晴らしい!!!

気合を入れて仕事に取り掛かります!

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表皮が剥がれています

オーディオを交換する際に養生テープを貼ったため、剥がす時に表皮もいっしょに剥がれてしまったそうです。

この場合のアドバイス。

本革に養生テープを貼る際の方法

①テープ類の密着性を確認します、マスキングテープで試すといいでしょう。新車や新しい革の場合は防汚加工が効いていてテープが着かない事もあります。

 要は、密着性が低ければ養生テープでも平気かもしれませんが、逆に高いと今回の様に表面が剥がれてしまう原因となります。

②マスキングテープを幅広く貼る(それも不安な場合は衣服に何回か貼ったり剥がしたりペタペタして粘着力を落としても良い)

③はみ出ないように養生テープを貼る

たったそれだけですが、単純に二重の保護効果と剥がす際のリスクがなくなります、皆さん気を付けましょう。

本革内装に付いているパーツを取り外す際にも同様のやり方が有効です。(革の傷つき防止)

クリーニング後に下地処理です。

後編に続く

当店は輸入車内装修理の専門店として営業しております。(国産車を受け付けないわけではありません)自動車、中でも輸入車は構造上の特徴として内装の天井部分が剥がれやすかったりします、年式によっては交換部品の入手も困難なため、元の部品を生かした天井生地の張替え修理を行っており、個人ユーザー様、販売店様にもご好評です。

他にも、今回ご紹介しているような本革レザーの修理等も数多くご依頼いただいています。

また、開業から約10年となる節目として、特にご依頼の多い、ポルシェの内装修理(インテリアリペア)を専門としたホームページを開設いたしました。

【ポルシェ インテリアリペア専門店 なるほ堂】詳細はこちら

フェラーリ 599 ライトスイッチリペア後編(ベタベタ再塗装) 

フェラーリ 599 ライトスイッチリペアの後編(塗装~仕上げ)です。

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苦労しながらも分解して下地処理まで終わりました。

艶消しブラックの樹脂用塗料を調合作成して塗装工程に入ります。

事前に用意したスペシャルツールを使って仕上げます。

仕上げ工程を経て完成。

梱包して静岡県に発送します。

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今回の事で、このスイッチは克服しました。

交換すると高価な部品ですが、修理可能です。(そうは言っても、結構難しいため特別安価な修理とはなりませんのでご理解ください)

もしも、同系のスイッチでお困りの方はご相談ください。

郵送受付も承ります。

確かマセラティにも同じスイッチがあったような気がします。

スイッチリペアの詳細はこちらをご参照ください。