埼玉県川越市にお住いのI様からご依頼です。
お車は、いすゞ ピアッツァ。
1990年モデルなので初期型です。
懐かしいですね、ジウジアーロのデザインは今見ても古臭さを感じません。
やはり名デザインなんでしょう。
非常に状態の良い個体です。
I様の思いが詰まっているようです。
流石に長い年月には勝てないもので、残念ながら天井が垂れてきてしまいました。
(before)
モコモコと剥がれて膨らんでいます。
いつものように念入りに養生します。
リヤハッチ部分も養生しました。
パーツが破損しないように神経を使って部品を外していきます。
天井を降ろしました。
断熱材が貼ってありました。
天井の形状は凹凸もなくフラット。
劣化したウレタンはベタベタです。
接着剤を塗布する前に下地はしっかりと綺麗にします。
新品の内装用生地を貼ります。
I様のご希望でブラック。
裏側まで巻き込み処理します。
張替え後は再び車体に入れて部品を組んでいきます。
その前に車体側を事前確認する事が欠かせません。
配線が邪魔にならないか?
取り回しは問題ないか?
組む前のパーツ(ピラー等)が汚れていないか?
各パーツに破損ヶ所はないか?
工具の位置は?(組み立て順を頭の中でシュミレーションして使う工具の順番や置き位置を確認します)
パートナーと打ち合わせしてOKならば取り付けに入ります。
(after)
完璧です。
I様にご確認いただきお引渡し。
とても喜んでいただきました。
ビールとおつまみのお土産をいただきました(^^♪
I様、希少なお車をご依頼くださりありがとう御座いました。
これからも大切になさって下さいね。