フィアット 500Riva レザーシートリペア(ひっかき傷)

新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

能登地震に被災された皆様、一刻も早く日常を取り戻せますように心からお祈り申し上げます。

暖冬とは言え、積雪が心配な真冬を乗り越えなければならないご苦労は想像を絶する困難さかと思います。災害弱者の方々にまで適切な援助がされますように願っております。

元旦からの悲報に驚きましたが、今年は特に明るいニュースが増えるといいなぁ。先ずは、サッカーアジアカップで日本の快進撃、ぶっちぎりでの優勝を期待しています。

個人的には、以前から行っているコンビニ募金(コンビニで買い物するたびにカウンターに置いてある募金箱に小銭をいれる)(今は震災募金になっている)を増額して続けながら、良い仕事をしてお客様に喜んでいただけるように励みたいと思っております。

今年、最初の仕事は、長くお付き合いさせて頂いている横浜のイタフラ屋さんからです。

フィアット500 Riva、イタリアの高級ヨットブランドとのコラボモデルだそうです。

そのため、本革レザーシートの高級仕様。

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シートベルトで引っ掛けたと思われる傷が、背もたれサイドサポートとパイピングについています。

クリーム色の調色は難しいんです。ほんの少しのミスで赤、黄、青、色の三原色が少し多いだけで全く合わなくなってしまいます。

微調整に緑を入れて赤みを抑えたり、その逆だったり。

じっくり時間をかけて、いろんな角度から光を当てて見極める必要があります。そうしなければ部分リペアが成立しません。

ほんの少しの傷を部分リペアするつもりが・・・シート半分塗装するとか?それでは残念過ぎますよね?

パイピング用と合わせて2色作ってリペアしました。

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無事に終了して、社長にご確認いただきました。

傷を中心にした小範囲にとどめた部分リペアでも、色を合わせているので指摘されなければ気が付かない仕上がりになりました。

フィアット 500(チンクエチェント) ステアリングリペア

横浜のイタフラ有名店からのご依頼です。

フィアット 500(チンクエチェント)。

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汚れを落とそうとしたのか?

部分的に擦れている状態。

チンクエチェントのステアリングの革はデリケートなんです。加工されているピグメントレザーの表面が剥がれやすく、捲れている事もよくあります。

今回は、一部分が擦れた状態なのですが、クリーニングして確認すると所々に傷も見られました。

なので、3分の1程度の範囲でリペアしました。

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店長にご確認いただき終了です。

綺麗に仕上がりました。

フィアット 500 レザーステアリングリペア(弛み、破れ) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂 

いつものイタフラ店からご依頼です。

お車は、フィアット 500。

お客様への販売が決まっている車両。

ステアリングが残念な状態になっているので、リペアして少しでも気持ち良く乗っていただこうと思います。

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アメ車をはじめフィアットやプジョーなどのメーカーでもたまに見受けられる状態。

レザーの塗装膜が使用しているうちに伸びて破れてきます。

そのままにしておくとどんどん捲れてリペアできない状態まで酷くなります。

先ずはクリーニングで汚れを落としながら状態を再チェック。

ベロベロになっているのでカットして整えます。

塗料を調合作成しました。

下地処理。

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自然な仕上がりになりました。

部分リペアなのでステッチにも塗料が付着しないように工夫しました。

社長にご確認いただき終了。

「バッチリです」とOKもらいました。

 

 

今日は、イタ車に合わせて、パネライ ルミノールマリーナPAM177。