シルバーウイークの中日、ようやく涼しく曇りではあるものの過ごしやすい一日ですね。
外出予定はなく家族で家にこもっています。
子供たちは兄弟でゲームをしたり、私もラ・リーガを見たり少しのんびりしています。
当初予定していた施工が延期になり時間が出来たので久しぶりのブログ更新に努めます。1試合見た後で!(^^)!
今期のリーガはとにかく久保選手のビジャレアルに大注目!
今日は乾選手のエイバルとの対戦、第二節の割には強度の高い良い試合でした。
さて、施工紹介ですが、少し珍しいお車です。
フォルクスワーゲン パサートCC。
東京都中野区にお住いのY様からご依頼いただきました。
かなりの台数をこなしている当店でも初めての車種です。
内装部品もセダンやヴァリアントとは微妙に違う仕様になっていました。
(before)
- パノラマサンルーフ仕様
後席の上は表皮が剥がれて大きく膨らんでいます
- 剥がれた隙間からベタベタのウレタンが落ちないようにテープで応急処置
念入りな養生後に部品を外していきます
- サンルーフの枠を外します
- 専用カバーで包んで取り出し
- 後席ドアを開けて位置合わせ
オーソドックスな方法としてはフロントガラス外しですが、当店では外さないで取り出しを行います。
- 天井に固定されているパーツとサンルーフの金具の取り外し
- 取り出した天井
セダンと違ってCピラーに接するパーツは天井側に着いているので取り外します
アシストグリップやピラーの固定方法も違っていました。
- 劣化したウレタンがベタベタです
- ベージュの生地で張替え
- 裏側まで巻き込み補強
- サンルーフ枠の金具も再加工して取り付け
張替え終了
(after)
綺麗に仕上がりました。
取り付け前には2人でもう一度確認して、車内にいれる際の角度や固定する部品の順番、配線の取り回しなどを打ち合わせします。
戻すのも大変です、かなり曲げながら角度を調整しながら車体に入れていきます。
完了
電動リヤシェード、ルームランプの点灯確認もOKです。
どうしても、天井形状的に大きく曲げる必要があります、そのためある程度の皴は避けられません。
しかし、皴が目立たないように生地の厚みやウレタンの固さで工夫しています。
難しい車種ではありますが最善の修理が出来たと思います。
Y様にご確認いただき、無事に笑顔でお引取りいただきました。
Y様、ご依頼だけでなく、資料のご提供までしていただきありがとう御座いました。
また、ブログ掲載を楽しみにされていたのに遅くなってしまい申し訳ありませんでしたm(__)m
今後も気持ち良くお乗りいただければ幸いです。
パサートCCにお乗りのオーナー様、お困りの際はお気軽にご相談くださいませ。
本日の相棒は、パネライ 去年オーバーホールも終えてベルト交換もした絶好調のルミノールマリーナ