限定60台! BMW M4 CS(F82) 自動車内装・レザーバケットシートリペア 

BMWのなかでも、日本限定60台の希少なM4 CS。

いつもの輸入車販売店様からご依頼です。

460馬力のクーペってどんな感じなのでしょう?

きっとサーキットでは楽しいのでしょうね。

内装は超高級というよりも軽量化と機能優先らしくシンプルでスポーティです、レザーシートもかなりバケット形状なので背もたれのサイドサポートは傷みやすいです。

 before

ダブルステッチの間は擦れています。表面もひび割れが若干。

ドア側の背もたれサイドサポートをピンポイントでリペアします。

クリーニングして、革の柔軟性を見極めます。

ステッチに注意して、マスキング後、今度はダブルステッチの間を。

細かい作業を丁寧に行うことで品質が向上します。

 after

ピッタリ色艶をあわせており、ステッチも綺麗なのでリペアしたとは思えない新車のような状態になりました。

担当K氏にご確認いただき終了。

当店では、希少車、高級車、限定車、など普段接する機会が少ない車両の修理も数多くお受けしております。

レザーシートの他、自動車内装・インテリアリペアの詳細はこちらをご参照ください。

ご相談はお気軽にどうぞ。

ジャガー XKRコンバーチブル(X100) 内装修理(後編) ステアリングリペア他

前回の続き。

ジャガー屋さんからの依頼でX100の本革内装を修理しています。

シート以外では、センターコンソールの一部が破れています。

また、アームレストも剥げており、ステアリングも経年劣化が見られます。

アームレストとステアリングはシート表皮と同様、本革のピグメントレザーなのですが、破れているセンターコンソールはシンセティックレザーです。

従って修理方法も若干かわります。

 before

屋外施工なので暗くなると作業できません。

パテ乾燥中に、色調調整をしたり、塗料乾燥中にマスキングしたり。

作業を並行しながら、超スピードで進めていきます!

休憩しないと集中力が切れてしまいます。視界も狭くなってしまうので良くありません。

一服しながら、少し引いて見ると全体のバランスも良好に。

 after

無事に終了。

写真によってはステアリングが濃い色に見えますが影になっているための錯覚です。

ベージュ系の色は、日差しの当たるところと影のところでは大きく見え方が変わります。

また、フロントガラスのグリーン色に透かされて見え方が変わるので気を付けなければなりません。

ジャガーのレザーリペアは、ディーラーさんやジャガー屋さん、一般ユーザーの方、等かなり施工実績が多いので安心してお任せください。

自動車内装の修理、特に本革インテリア リペアについてはこちらをご参照ください。

ジャガー XKRコンバーチブル(X100) 本革内装修理(前編)・レザーシートリペア

いつものジャガー屋さんからご依頼です。

お車は、XKRコンバチ(X100)。

修理内容盛り沢山なので1日では終わりません。

今日は前編。

レザーシートリペア編。

 before

運転席は、まあまあのヤレ具合。

助手席は軽度の損傷。

頑張って綺麗にしていきましょう!

クリーニング。

下地処理。

助手席は座面だけにします。

 after

続いて助手席。

暗くなってきたので終了します。

自動車内装用 レザーの種類・お手入れ方法に関してはこちらをご参照ください。

ランドローバー ディスカバリー3 本革シートリペア(劣化シワ) 

よくご依頼いただく横浜のイタフラ屋さんから、珍しく英国車ランドローバーのご相談を受けました。

オーナーさんのご要望で、評判のいい内装専門業者さんに革シートのクリーニングとリペアをお願いしたいとの事です。

早速、現車を確認して作業開始。

運転席のみのご依頼

(before)

大まかな仕上がりイメージを元に、先ずは汚れを落としていきます。

この状態にする事で、皴やひび割れの深さを正確に把握できます。

また、その深さによって下地処理方法や工程を工夫していきます。

私のやり方ではレザーパテも粘度や色調整を加えます。

他にも独自の工夫は沢山ありますが、ブログで公表できるのはここまで。

下地処理後は、いよいよ塗装工程と仕上げ。

(after)

リペア範囲はサポート部分だけです

クリーニング&部分リペアで運転席1脚が蘇りました。

本革シートリペアの考え方

私の方針としては、オーナーさんが長く乗り続けられるような修理を第一に考えています。

そのため、不用意に表皮の革を傷めない様な方法をとり、2度目以降のリペアにも対応できるようにしております。

もちろん、ご満足いただけるような綺麗で自然な仕上がりにした上でですけど。

実際、いくら綺麗にリペアしたとしても何年か経てば当然汚れや痛みは出てきますよね?

そんな時、もう一度リフレッシュしたいと思っても、前回のやり方次第では再リペア不可能な状態になってしまっている事もあるんです。

それが交換部品も見つからない貴重な車両だとしたら・・・

純正に拘っているオーナーさんなら余計にショックだと思います。

なるほ堂では、施工記録を残しているので10年前の施工でも再リペアが可能なのです。

気に入っている自分の車だったとしたら大事に維持したいと思いますよね。

それと同じです。

ご依頼の多い、ポルシェのインテリアリペアに関して。専門のホームページを開設しました。

皆様のご訪問をお持ちしております!

今日はハルク