アンティークを除いて、手持ちの時計の中では最も小さく薄いのがノモス ラドウィッグ。
それが、ある日のゼンマイ巻き上げ時に急に止まって動かなくなりました。
手巻きの時計は大好き、多く持っているので特に強く操作した訳ではないはずなのに・・・
オーバーホールもしようと思っていたので修理店に持ち込みしばらく入院です。
約1ケ月後に引取り。
ゼンマイとパッキンも交換して復活。
ついでに保管していたコードバンベルトに交換。
白銀仕上げの文字盤と青焼きのブルースチール針に合わせてネイビーのコードバンとホワイトステッチで合わせました。
少しカジュアルになりました。
時計を受け取り、そのまま恵比寿の時計屋まで。
同じドイツウォッチのストーヴァを見たかった。
同じ手巻きムーブメントでも、ノモスとは間違いなく差がある感じ。
控えめで知的さのある計算されたローマ数字とレールウェイサークル。
ケース径35mm、厚み6.75mm、そして重さ38gと小さく薄く超軽量。
タンジェントと違いシリンダー型ではなく丸みのあるケースは肌へも優しい感触。
個人的には、理想よりスモールセコンドの位置がセンターに近すぎると思っています。
しかし、ローマ数字が6時にも描かれているのでタンジェントよりもスモールセコンドの位置が気になりません。
精度が抜群に良いのも特徴です。クロノメーター並みです。
装飾はほどほどの綺麗さ、価格を考えれば十分満足です。
Dバックルに交換して、次男の成人祝いにプレゼント予定です。
スピマスよりもラドウィッグを選ぶなんて、かなり渋い?草食系?ある意味で賢い?選択だと思います。