今日は、皆様にご好評いただいている防音断熱材を効果検証を交えてご紹介いたします。
先ず、「何それ!?」とご存じない方に簡単にご説明。
当店では、防音断熱材を天井剥がれ修理の際にご要望により同時施工しております。
お困りの方が多い、輸入車の天井生地が剥がれて垂れてしまった際の修理方法は、部品交換か新品生地の張り替え修理しかありません。
確かに「あと1ヶ月しか乗らないから応急処置で!」と言うケースではタッカーやタッピングビスでの応急処置でも良いかもしれません。
しかし、この先も長く乗り続けたい方は、交換か張り替えをお奨めしております。
メーカーにより「ルーフライニング」「ヘッドライニング」様々な呼び方ですが、ようは内装の天井部分のパーツです。
このパーツ、部品代は結構な金額がするので当店のような専門店にご相談される方が多いのです。
そして、数年前から始めたオプション設定の「防音断熱材」つまり、「断熱材+防音材」がひとつになった優れものです。この夏、大人気でした。
年々、このオプション施工件数が増えてきました。
何故か?
ヘッドライニングを降ろす事、そもそも普通の整備ではありえません。(ひょう害等で、ルーフに凹みが出来た時はデント屋さんが降ろしたりもします)
また、普通のオーナーさんが行うにはかなりの時間とリスクを覚悟しなければ出来ない作業です。
新車、中古車のディーラーさん、整備工場、板金工場でも張り替えまでは行いません。(一部、全て自社で行う会社もありますが非常に珍しいです)
部品脱着のスキルとリスク、張り替えのスキルとリスク、やはり、餅は餅屋にとなります。
そして、防音断熱材はオーディオ屋さん、電装屋さん、カスタム屋さんではお馴染みですがヘッドライニングの修理と同時に施工可能なのが高ポイントのようです。
先日も、わざわざ遠方からご予約いただいたので、お聞きすると防音断熱材をお願いしたいのが第一の理由との事でした。
そこで、検証テストをしてみました。
分かりやすく数字でお見せしたいと思います。
この日は、気温30℃以上の真夏日。
お車の色は黒。
ボンネット上では・・・日向、75,3℃
日陰、60,5℃
ちょっとした影でも15℃以上の差。
車内は、ヘッドライニングを降ろしてルーフの鉄板がむき出しの車種です。
ここに、厚さ5mmのウレタンとアルミシートが合わさった防音断熱材を貼りました。
放射温度計で計測です。
結果
何も貼らないと、50,1℃
車内でもこの通りの高温です。
貼ったヶ所は、39,9℃!
10℃以上の差が出る事が確認できました。
車内の空間が広い車種は、特にエアコン効率が良くなり効果的だと思います。
豪雨の際の雨音も和らいでくれる筈です。
ちなみに、ルーフに生地が直貼りされている車種では施工できません。
天井張り替え修理をお考えの方、サイズにより価格は異なりますのでご相談はメールにてお願い致します。
必ず、お名前、連絡先、車種、サンルーフの有無、をお知らせください。出来れば写真を数枚お送りいただけると幸いです。
サンプルを確認されたい方は、お越しいただければ生地と一緒にお見せできます。
サンプル郵送をご希望の方は、施工のご予約をいただいた方のみとなります。
以上、防音断熱材のご紹介でした。