前回の続き。
ジャガー屋さんからの依頼でX100の本革内装を修理しています。
シート以外では、センターコンソールの一部が破れています。
また、アームレストも剥げており、ステアリングも経年劣化が見られます。
アームレストとステアリングはシート表皮と同様、本革のピグメントレザーなのですが、破れているセンターコンソールはシンセティックレザーです。
従って修理方法も若干かわります。
before
屋外施工なので暗くなると作業できません。
パテ乾燥中に、色調調整をしたり、塗料乾燥中にマスキングしたり。
作業を並行しながら、超スピードで進めていきます!
休憩しないと集中力が切れてしまいます。視界も狭くなってしまうので良くありません。
一服しながら、少し引いて見ると全体のバランスも良好に。
after
無事に終了。
写真によってはステアリングが濃い色に見えますが影になっているための錯覚です。
ベージュ系の色は、日差しの当たるところと影のところでは大きく見え方が変わります。
また、フロントガラスのグリーン色に透かされて見え方が変わるので気を付けなければなりません。
ジャガーのレザーリペアは、ディーラーさんやジャガー屋さん、一般ユーザーの方、等かなり施工実績が多いので安心してお任せください。
自動車内装の修理、特に本革インテリア リペアについてはこちらをご参照ください。
今日は、セイコー プレサージュ七宝