センター試験と日産ブルーバード 塗装部分張り替え修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

昨日は、大学入試センター試験。

次男が勝負を挑む日です。

己を信じるのじゃ、目に見えるものに惑わされてはならん。 フォースが共にあらん事を・・・

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私も早起きして仕事を頑張ります。

港区にお住いのY様からのご依頼です。

お車は、日産 ブルーバードSSSアテーサ。

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事前の打ち合わせで張り替え表皮サンプルからお決め頂き作業開始。

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運転席のドア側、座面と背もたれのサイドサポートを部分張り替えします。

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背もたれサイドは、背中が当たる本革と側面の合皮部分まで破れており、Y様の応急処置!?済み。

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座面も側面まで張り替えます。

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更に、ウレタンもへたっているので追加。

ピースに分割します。

次男からメール、一科目目はまずまずの手ごたえらしいです。

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張替え用の新しいピースを塗装。

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Y様は、部分張り替えで色味が変わるのがネックにお考えで、様々な業者に問合せしていたそうです。

ですが、張り替えのみ、塗装のみの業者はあっても、両方受けるところは見つからなかったとの事。

今回は、部分張り替えですが縫製前に各ピースを塗装して色を合わせます。

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塗装後。

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上から、傷んだ表皮、塗装済みの新しい表皮、張り替えしない表皮。いずれも本革。

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座面はウレタンを追加。

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側面も塗装して張り替えているので繋がる背面まで違和感はありません。

下は、背もたれ。

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同じく座面。

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車内に取り付け。

段々暗くなってきました、そろそろ試験も最後の外国語の時間かな?

こちらも最終段階。

張替えしなかった、センターコンソール側の表皮も軽く暈して塗装(コノライズ)。

また、運転席に合わせて助手席もクリーニング。

これで、前席2脚の印象が揃いました。

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全て終了したのでY様にご確認いただきOK。

試験も終了したとの報告、予想よりも良い出来のようでバッチリだそうです。

結果は3月ですから、待ちどおしいですね(笑)。

しかも、併願はどこも受けずに一校に絞ったので落ちたら・・・まぁ、なんとかなるでしょう・・・

そんな、私にとっても長い一日でした。

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プジョー406 レザーシートリペア修理(擦れ・ひび割れ) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

都内の新車ディーラー様からのご依頼です。

お車は、プジョー 406。

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レザーシートのクリーニングとリペア修理です。

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先にクリーニングを行います。

綺麗になったところで革の傷み具合を再度確認。

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運転席の座面サイドサポート部分は表面が劣化してひび割れています。

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同じく背もたれのサイドサポートも擦れとひび割れを確認できます。

しかし、他は綺麗で状態も良いので、今回は傷んでいるヶ所のみをリペアして綺麗にします。

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下地処理はサンディングするのでステッチやパイピングを傷めない様にマスキングします。

その前に色を作りました。

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下地処理工程ではレザー専用のパテも使用します。

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塗装工程に入ります。

仕上がるとこんな感じに違和感なくなります。

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白のステッチなので色が乗らない様にしました。

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店長にご確認いただきOK、終了です。

「ピンポイントでも綺麗になるんですね」と驚いておられました。

 

BMW 320i Mスポーツ(E46) レザーシートリペア修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂 

本日は、はるばる静岡県富士宮市からお越しいただいた輸入車販売業者様からのご依頼です。

社長のK氏は、いつもお世話になっている杉並のお店の社長のお知り合いです。

お客様からのご依頼品としてシートを降ろして車に積みご足労くださいました。

お車は、BMW E46、320i Mスポーツ。

運転席の背もたれサイドサポート擦れです。

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社長曰く、「静岡にもリペア業者はいますけど、ビフォー、アフターの写真だけだと、どんな作業を行うのか?施工実績が良く分からないんで頼みにくいんです」との事。

折角なので、順番に作業手順を写真を撮りながらご説明していきます。

先ずは、クリーニングからスタート。

既にクリーニング済みとの事ですが、施工ヶ所(塗装ヶ所)と他の部分との違いが出てしまうので入念なクリーニングをもう一度行います。

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塗装しない反対側のサイドサポートや座面も若干ですが汚れの艶が見受けられるのでしっかり落とします。

 

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次に、色を作ります。

ブラックですが、少々カーキっぽいダークグレー系です。

艶調整もするのでぴったり合わせます。

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そして、下地処理工程。

塗料の密着性にも影響するので丁寧な作業をしていきます。

表皮の状態を整え終わったら、脱脂します。

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密着性に問題無いか?テープテストを行い確認します。

不要な塗料がなるべく糸に付かない様にマスキング。

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いよいよ塗装工程、本塗装の前に塗料を刷り込んで乾かします。

これによりエアガンによる塗装も食いつきがより強くなります。

仕上げまで行い完了。

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リペア塗装ヶ所は擦れていたところのみです。

ステッチにも塗料が乗らない様に塗装しましたから、補修の違和感はありません。

(表皮の状態により変わります、今回は問題ありませんでした)

とても綺麗になりました。

K社長にご確認いただき、「バッチリです、良く分かりました、これからも宜しくお願いします」と嬉しいお言葉をいただきました。

こちらこそ、今後も宜しくお願い致します。

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フェラーリ モンディアル T カブリオレ レザーシートリペア修理(後編) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

前回の続き。

フェラーリ モンディアル T カブリオレです。

先日、下地処理のサンディング行程までが終わったので、レザーパテの充填と整形からです。

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作業が数日空いたので、その間にオーナーさんが見に来たそうです。

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リヤシートも一部が変色していたのでクリーニング~下地処理~脱脂~マスキング~塗装、と進めていきます。

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脱脂後のテープテストで密着性を確認します。

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リヤシートはOKです。

追加でセンターコンソールも塗装しました。

そのままだと、やけにテカテカでシートとのバランスが悪いので行いました。

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シート座面のサイドパネルネジも少し強めのクリーナーで落とせました、黒に復活。

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休憩は、スーパーカップ。

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フロントシートの続きです。

パテを入れた所は特に入念な作業をしていきます。

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擦れに加え、ひび割れと皺が目立っていた座面のサポート部分も綺麗になりました。DSC01898

背もたれのサイドサポートもOKです。

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これで、オーナーさんに喜んでいただければ嬉しいですね。

大変でしたが、無事に内装は終了してかなりリフレッシュされました。

外装との釣り合いが取れています。

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もう一回作業が決まりました。

外装のモールなので、それは、また次回です。

 

フェラーリ モンディアル T カブリオレ レザーシートリペア修理(前編) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

いつものお店に呼ばれて行って来ました。

お車は、フェラーリ モンディアル T カブリオレ。

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委託販売で入ってきた車だそうです。

外装は文句なしにピカピカですが、内装は残念ながら・・・

依頼は、レザーシートリペアですが、前席2脚と後席の一部です。

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状態をクリーニングしながら確認していきます。

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異変に気が付きました。

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座面のサイドサポートは擦れとひび割れしています。

触って革の硬化や張り感、柔軟性をチェックします。

よく見ると、リペア塗装後の塗膜割れもありました。

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背もたれのサイドサポート部分。

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助手席も似た状態。

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更に残念なのが本来黒のネジもシートのクリーム色に塗られてしまっていました。

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色んな所に塗料が着いてしまっています。

なので、取れる所は取り、また、塗ってしまわない様にマスキングをきちんとして作業していきます。

とても1日では終わらなそうなので社長とご相談。

今日は出来る所まで進めて、次回仕上げになりました。

また、委託車両なので、オーナーさんに作業内容と価格の許可をえなければなりません。

社長が連絡してオーナーさんのOKがでたので、作業再開。

クリーニング後は、色を作ります。

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続いて下地処理工程。

ステッチを傷つけない様にマスキングしてからサンディング。

余分な塗装膜と表皮の一部をコンマ数ミリ削り落とします。

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すると、徐々に元の表皮塗装面が現れてきました。

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結構な範囲をサンディングしたので粉だらけです。

バキューム。

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一通り、サンディングが終わり粉を吸い取って、今日は終了です。

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次回に続く。

BMW X5 レザーシートリペア修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂 

いつものお店からのご依頼です。

お車は、BMW X5。

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下取り車両ですが内装の革が傷んでいます。

そこで、リペア補修を行い綺麗にしたいと思います。

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グレーのツートン、レザーシートです。

運転席は座面の両サイドサポートとドア側背もたれサイドサポート。

助手席もドア側のサイドサポートを中心に作業します。

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汚れを落として革の状態をチェック。

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運転席座面はセンターコンソール側のサイドサポート部分が擦れて変色しています。

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乗り降りで負担の掛かるドア側の座面サイドサポートはひび割れが目立ちます。

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背もたれサイドサポートは、座面ほど酷くはないので多少目立たなくなる様に。

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塗料を作り下地を整えて塗装します。

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センターコンソール側。

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ドア側。

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背もたれ。

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終了しました。

社長にOKもらい撤収です。

シトロエン DS3カブリオ レザーシートリペア修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

都内の新車ディーラー様からご依頼です。

お車は、シトロエン DS3カブリオ。

本革レザーシートなんですが入荷時から謎のシミがあったそうです。

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製造工程や輸送工程でついたのか?

何のシミなのか?

全ては謎のまま。

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オイルの類でしょうか?

クリーナーで落とせればベストですが、残念ながら不可能でした。

これ以上の作業は革の塗装を痛めてしまうので、店長にご相談。

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軽くピンポイントのリペア塗装になりました。

逆にピッタリと色や艶を合わせないといけません。

ステッチにも塗料が乗らない様にして作業しました。

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革の下地が傷んでいる訳ではないので、誰も気が付かない仕上がりになりました。

任務終了って感じですね。

ご確認いただきOK、ついでにもう一台見て欲しいとの事で、打ち合わせです。

マセラティ クワトロポルテ 本革レザーシートリペア修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

いつものお店からのご依頼です。

お車は、マセラティ クワトロポルテ。

ピニンファリーナ在籍時の奥山氏がデザインしたモデルですね。誇らしい!

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レザーシートの劣化、擦れをリペア補修します。

運転席と助手席の座面&背もたれサイドサポート部分です。

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クリーニングをしながら状態を確認します。

革の硬さや塗装の状態をしっかり見極めて作業内容を考えます。

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革の硬さは問題無し。

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背もたれの一部も擦れています。

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助手席は座面のサイド部分のみ手を加えます。

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アストンやマセラティでよくあるパイピングは違う色です。

丁寧にマスキングする必要があるので手間が掛かります。

下地を整え、色を作り、塗装していきます。

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助手席座面。

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社長にOKもらい終了です。

綺麗になり車内が少し明るくなった感じです。

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レザーシートのメンテナンスやクリーニング、リペア補修は、施工実績豊富な輸入車内装修理専門の当店にご相談ください。

お問合せ、お見積りは、写真を添付してメールでお願い致します。

BMW M3 SMGⅡ 後編 本革レザーシートリペア修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂 

前回の続き。

杉並区のお店からのご依頼。

BMW M3 SMGⅡです。

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色鮮やかなレザーシートのクリーニング&リペア補修。

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遠目からでも薄っすらと汚れで黒ずんでいます。

背もたれサイドサポートは、所々に擦れやキズがあるので補修依頼。

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クリーニング工程で革の状態(柔軟性に皺や色落ち)を確認しながらベストな方法を考えます。

サポート部分のみの塗装なのであまり皺をなくしてしまうと反って不自然になります。

反対側のサポート部分や助手席と違和感がでないようにほどほど仕上げにしました。

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よく見ると使用感はありますが、パッと見た印象はとても綺麗だと思います。

社長のOKをもらいコーヒータイム。

外装はガレージ保管らしい抜群の状態、内装も綺麗になり、新車の雰囲気が残っているようです。

このブルーのレザー仕様は当時のスペシャルオーダーなのかもしれません。

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本革レザー内装のクリーニング&メンテナンス&リペア補修は、実績豊富な当店にお任せください。

ご相談やお見積りはメールで受け付けしております。(写真を数枚、アップと引いた写真をお送りください)

出張対応可能ですので、お気軽にどうぞ。

VW パサートヴァリアント(B5,5) シートウレタン修理 東京・杉並 自動車内装修理専門店 なるほ堂

東京都江東区にお住いのT様からのご依頼です。

お車は、VW パサートワゴン(ヴァリアント)。

ネット検索され、当店でご紹介した以前の記事にたどり着いたそうです。

お困りなのは、レザーシートの中から謎の粉が出てきてしまいおさまらない症状です。

何故か、前席は平気だそうですが、後部座席は掃除機でいくら吸い取っても粉が出続けます。

それもその筈、内部のウレタンが劣化して粉状態になりパンチング穴から出てきてしまうのが原因だからです。

原因を取り除くには、シートを降ろし、分解して劣化したウレタンを取り除くしかありません。

結構大変な作業です。

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お預りします。

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確認すると粉が出ているのが分かります。

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先ずは、シートを外して降ろします。

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次に、表皮を剥していきます。

座面から。

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表皮裏側に縫い付けてある白い部分が原因の劣化ウレタンです。

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大変な状態。

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綺麗に取り除きます。

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エアブローで飛ばします。

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今度は、本体のウレタンに同じように追加していきます。

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こうしないと座面のふっくら感が出ません。

そして、元に戻します。

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次に、背もたれ部分を解体。

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こっちは、袋からバサバサと粉が落ちてきます。

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掻き出したり、飛ばしたりして綺麗にします。

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同じようにウレタンを追加してから元に戻します。

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表面もウエスで吹き上げてから、取り付け作業。

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ふっくらした感じになりました。

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作業自体は、地味なクリーニング主体。

しかし、粉の凄いこと!

ほっとくと喘息になるんじゃないか?って程で、絶対にお子さんは乗せられないと思いました。

前席はヒーター付のパワーシートですから作業もより大変で、工賃も安くは出来ません。

但し、レザーシート自体が高価なので交換や乗り換えを考えると修理でも良いかもしれません。

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納車してT様にご確認いただき、写真もお見せしてご説明しました。

ふっくらと座り心地も良くなったので、大変喜んで頂けました。

まだまだ乗り続けるとの事でしたから、T様「転勤前に間に合ってよかったですね。」

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同様の症状でお困りの方、お気軽にお問合せ下さい。お見積りはメールで承っております。