「ダイバーズウォッチ欲しい病」にかかってしまった私・・・何を血迷ったのか。
先日ご紹介したノモス アホイネオマティックに続けてもう一本(*_*;
あああ!
軽い自己嫌悪。
どうせなら購入をお考えの方のお役に立ちたい、サイズ感などをレビューしたいと思います。
メーカーのHPを覗いてみると動画で紹介されていました。
ノモスを購入前でどっちにするかを迷っている時期です、先ずは実物を触ってサイズ感を確かめようと銀座のオリスブティックに伺い試着させてもらいました。
文字盤がグリーン系のグラデーョン、中央から外周へと暗くなっていきベゼルのグレーに繋がるデザイン。
ミントグリーンと言うよりも女性のファッションでトレンドカラーらしいピスタチオグリーン、それもサンレイ仕上げではなくマット仕上げです。
海外では大きめサイズ(メンズサイズ)の時計を付ける女性が多くなっているそうなので、メーカーのカタログを見てもユニセックスでの購買を狙っているのでしょう。
- 光が弱いと色味はあまり目立ちません
- フォルムは他のアクイス同様
明るい色の文字盤ですが、マット仕上げなのもあってスモーキーな印象
グラデーション文字盤が気に入ったのですが、ダイバーズ65のような復刻デザインではなくモダンなケース形状に合わせているのも珍しい。
逆回転防止ベゼルは、サテン仕上げ、グレーのタングステン製
ブレスレットは、タフなダイバーズウォッチらしく頑丈なステンレス製、両サイドがポリッシュ、中央がサテンの3連です。
ケースとブレスの側面はサテン仕上げ
ブレスレットの中央駒は山型に膨らんだ形状で凝っています、そのため普通の3連ブレスなのに立体感があります。
恐らく手に取ってみないと気が付かないポイントでしょう。
- 立体感のあるアクイス
- オーソドックスなサブマリーナーデイト
ここからは私がダイバーズの基準としているサブとの比較
- どちらも特徴的なカラー文字盤
- サイズ感もほぼ同じ
40mmのハルクと39.5mmのアクイス
ケース径はほぼ同じ、気になっていたブレスレットのクラスプへかけてのテーパー形状もほぼ同じ。
そのため着け心地も良く手首の動きを妨げません。
- 15g軽いアクイス
- 重さ比較
- アクイス 約12.6mm
- ハルク 約13.4mm
ケースの厚みはハルクの方が薄いがベゼルがやや厚いようです
- 厚く見えるアクイスだが実際は薄い
装着感について。
着けて腕を振ったり動かした印象。
腕に密着する面積が広く、ブレスレットのクラスプも厚みがあり、ヘッドとのバランスに優れたハルクに対して、15g軽いがベゼルが重いタングステン製だからなのか?若干ヘッドが重くふらつきやすいが許容範囲のアクイス。
完璧なのはサブマリーナーデイト、完ぺきではないものの、かなり近いサイズ感で若干軽く使いやすいアクイスといった印象です。
どちらも300メートル防水、ブルーのルミノバ夜光、(ハルクの方が夜光の持続時間が長くと発光力も強い)デイト表示付きでデザインも近い。
一方、ムーブメント。
ハルクは、高性能な自社製ムーブメント。アクイスは汎用のセリタSW200-1ベースです、精度を含めたムーブメントでは太刀打ちできません。
デイト表示の位置が違います、他のオーソドックスな基本構成はよく似ています
しかし、そもそも価格が違い過ぎて、サブマリーナーデイトとアクイスデイトを本気で購入比較する人は滅多にいないでしょう。
使いやすさやサイズ感の比較とお考え下さい。
私の場合、冠婚葬祭を除いて、夏場はブレスレットやラバーベルトのモデルしか使いません。
バイクに乗ったり、仕事でも汚れたりぶつけたりするのでジャブジャブ洗えるダイバーズが必須です。
比較的安価に買えるアナログ機械式のダイバーズウォッチであればアクイスデイトは有力なモデルだと思います。
私はサブマリーナーデイトをもう一本買いたいとは思いません、その予算があるなら他にも欲しいモデルは沢山あるからです。気に入っているので売って他を買おうとも思いませんが。
そこで、セカンド、サードウォッチとしてダイバーズを欲しいと考えている方。
予算は抑えつつもしっかりした作りでチープにならない高機能モデル、更に日本人の標準的な手首サイズで比較的小ぶりなモデルとしては大変お勧めです。
先日ご紹介したノモス アホイネオマティックはデイト表示もなく回転ベゼルもない至ってシンプルなスポーツモデルですが、アクイスデイトはもっと普通に使いやすく誰にでも勧められる良作だと思います。
ロッタも納得⁈