いすゞ ピアッツァ 天井張替え修理

希少な国産車の天井張替えをご紹介いたします。

マニアなファンが多い、いすゞ ピアッツァ。

ピアッツァの天井張替えは、これで3台目になります。

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すっかり剥がれている状態。

部品の外し方は覚えています。

それでも樹脂などは経年劣化を起こしているので慎重に取り外します。

表皮を剥がしたら純正ウレタンの厚みを計測しました。

下地処理後に新品の生地(自動車内装用難燃生地)を貼って裏側まで巻き込みます。

元から車体側に貼ってある純正の断熱材が剥がれかけていました。

後々の事を考えて再接着。

こうしておかないと、断熱材が剥がれ落ちて気づいたら天井がたわんでしまう可能性があります。

しかも、見えない部分なおで気が付きにくい。

最後に、天井についたホコリを取って車内に入れ、部品の取り付け。

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純正と同じ生地が入手できないため、色味だけは違いもありますが厚みをそろえているので隙間もなく綺麗に仕上がりました。

オーナーさんにご確認いただき、とても良い笑顔を見せてもらいました(*^-^*)

ピアッツァにお乗りのオーナーさん、お気軽にご相談ください。お問い合わせはこちらからでもOKです。

また、天井張替えの受付~ご予約までの流れはこちらをご参照ください。

今日はノモス アホイでした。

栃木県出張! フェアレディ Z32 レザーシートリペア他 

約7年ぶり?

すごく久しぶりに訪れました。

過去に2度ほど泊りの出張で来たことがある栃木県のZ専門店さんです。

事前に送っていただいた部品の修理が終わり、納品と施工を兼ねて来ました。

これから最終仕上げを行い、四国に納車予定のZ32。

私はシートリペアとレザー部品のメンテナンスをご依頼されました。

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少し擦れとひび割れを起こしています。

デッドストックのレザー部品を更に質感を高める作業。

簡単に埃や汚れを落として、保湿メンテナンス材を塗り込みます。

お昼は、社長お勧めの佐野ラーメンを食べに。

あっさりスープにホロホロチャーシュー、具沢山餃子、美味しかった!(^^)!

やっぱりサービスエリアで食べる佐野ラーメンとは全然違いました!

リペアは順調に進めて塗料も調合しています。

Z32のシートはブラックですが、比較的黄みの強い独特の色です。

仕上げ拭き。

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綺麗にリペアが終わって、社長も「全然分かりませんね!」と喜んでいただきました。

【 レザーシートリペア 】の施工例はこちらをご参照ください。

いすゞ ピアッツァ 天井張替え修理 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

埼玉県川越市にお住いのI様からご依頼です。

お車は、いすゞ ピアッツァ。

1990年モデルなので初期型です。

懐かしいですね、ジウジアーロのデザインは今見ても古臭さを感じません。

やはり名デザインなんでしょう。

非常に状態の良い個体です。

I様の思いが詰まっているようです。

流石に長い年月には勝てないもので、残念ながら天井が垂れてきてしまいました。

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モコモコと剥がれて膨らんでいます。

いつものように念入りに養生します。

リヤハッチ部分も養生しました。

パーツが破損しないように神経を使って部品を外していきます。

天井を降ろしました。

断熱材が貼ってありました。

天井の形状は凹凸もなくフラット。

劣化したウレタンはベタベタです。

接着剤を塗布する前に下地はしっかりと綺麗にします。

新品の内装用生地を貼ります。

I様のご希望でブラック。

裏側まで巻き込み処理します。

張替え後は再び車体に入れて部品を組んでいきます。

その前に車体側を事前確認する事が欠かせません。

配線が邪魔にならないか?

取り回しは問題ないか?

組む前のパーツ(ピラー等)が汚れていないか?

各パーツに破損ヶ所はないか?

工具の位置は?(組み立て順を頭の中でシュミレーションして使う工具の順番や置き位置を確認します)

パートナーと打ち合わせしてOKならば取り付けに入ります。

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完璧です。

I様にご確認いただきお引渡し。

とても喜んでいただきました。

ビールとおつまみのお土産をいただきました(^^♪

 

I様、希少なお車をご依頼くださりありがとう御座いました。

これからも大切になさって下さいね。

 

マツダ RX-7 純正MOMO本革ステアリング リペア(革の擦れ、捲れ) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都国分寺市にお住いの I 様から追加依頼です。

お車は、孤高のロータリースポーツ、RX-7。

純正のMOMO本革ステアリングです。

前回と全く同じタイプ、中古で手に入れたのですがこちらも綺麗にしておきたいそうです。

張替えてしまうと綺麗にはなるけど微妙に雰囲気が変わってしまうのでオリジナルに拘りのあるオーナー様はリペアをご希望されるケースが多いです。

張替えだと革のシボやステッチが変わりますから。

因みに前回のMOMOはこちらです。

前回☟

表皮の繋ぎ目は隙間が出来て捲れています。

深めの傷。

ひび割れ。

☝はリペア後。

 

改めて、二本目となる今回のMOMOステアリング。

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前回お預かりした物より、程度は良いです。

経年劣化による表皮の痛みですね。

つなぎ目も1mm程度ですが少し開いています。

クリーニングを行い擦れや傷を再度チェック。

ステッチを傷めないようにマスキングします。

ピンセットで位置合わせしながらキッチリと貼るのは凄く大変なんです。

下地を整えていきます。

開いてきた繋ぎ目は接着剤で固定。

テープで固定しておきます。

乾いた頃合いでテープを剥がして確認。

塗装の為のマスキング。

部分的にレザー用パテで成形。

色艶を合わせた塗料を調合しました。

ガンで塗装。

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良い感じの艶感です。

新品の様なマット感。

革の繋ぎ目も隙間がなくなり自然になりました。

表皮の擦れやヒビも綺麗になくなりました。

後日、I 様が引き取りに来られて喜んでいただきました。

愛車への拘りと熱い思いが伝わってくる I 様、きっと車両も綺麗に維持されているのでしょう(*^^*)

 

小物修理はお預かりやご郵送でも承っております。

先ずはメールでご相談ください。

「今回のように新車当時の雰囲気を再現したい」と言うような場合は、実物を拝見してから施工方法をご案内させて頂きます。

少々時間はかかりますが、出来る限りお客様のご要望にお応えしたいと思っております。

 

 

トヨタ エスティマ ルームクリーニング&リペア(レザーシート皴、破れ)(栃木県出張、後編) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

前日からの続きです。

出張に来ているのは栃木県大田原市の車屋さん、山間にある為近くにはビジネスホテルもありません。

なのでゴルフ場の宿泊施設に泊まりました。

 

トヨタ エスティマのルームクリーニング&リペア。

S様が特に気にされていたレザーシートの汚れと経年劣化を重点的にケアする内容です。

運転席の座面と背もたれのドア側サイドサポートは経年劣化による皴やひび割れ、側面は少し破れてきています。

 

昨日、ルームクリーニングは終わらせたので本日はリペアです。

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運転席のドア側サイドサポートが傷んでいます。

座面。

背もたれ。

側面は少し破れてきています。

ステッチを傷めないようにマスキングして下地処理工程。

塗料を調合作成。

塗装仕上げ。

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ザラザラで擦れていた座面。

ガサガサで皴が深く目立っていた背もたれ。

ひび割れは消して皴は浅くしました。

破れていた側面。

専用のレザーパテで補強するリペア。

イメージとしては、助手席と同程度の状態になるように自然な仕上がりを心掛けました。

S様にご確認いただき大変喜んでいただきました。

「遠くてもやっぱりお願いして良かったです」と言ってくださいました。

 

今回のように2日間の施工、出張費まで合わせると決して安価な工賃とはなりません。

それでも、お客様には喜んでいただきたいので、北関東に限らず、ご要望とあれば全国どこでも出張させて頂きます。

当店は出張専門店でございます、こだわりの技術を出張形式でご提供させていただきます。

ご相談はお気軽にどうぞ、メールでの受付、HPトップ画面右上の「お問い合わせ」からお願い致します。

 

車屋さんの社長にもご挨拶をして引き揚げます。

 

今回は、IWC スピットファイアクロノグラフ。

 

夕食は、サービスエリアで栃木のB級グルメ、ソースカツ丼、美味い(^^♪

お土産を買って帰ります。

 

トヨタ エスティマ ルームクリーニング&リペア(レザー皴、破れ)(栃木県出張、前編) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

栃木県宇都宮市にお住いのS様からご依頼です。

お車は、トヨタ エスティマ。

大田原市の車屋さんまで出張施工のご依頼となりました。

早朝出発して向かいます。

高速を降りてからの距離があり思ったより時間がかかりました。

ボディは綺麗な状態です、内装はクリーニング前と言う事もあり年式相応。

遠方の為、実車を拝見していませんから車を見ながらS様と打ち合わせです。

施工内容と各工程をご確認してから作業開始となります。

ベージュ系のレザーシート。

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運転席はかなり汚れています。

座面。

背もたれ、サイドサポートは劣化が進んでいます。

運転席のドア側側面は破れています。

ルーフライニングも汚れ。

今回は、初めに車内全体をルームクリーニングしてからリペアを行い仕上げていきます。

ルーフの汚れは大分落ちました。

シートの汚れも、浮かせて拭き上げを繰り返します。

表皮を傷めないように洗剤の種類や希釈率を調整しながら作業します。

分かりやすい写真です。

右側はクリーニング前の座面、左側はクリーニング後の背もたれ。

フロアーカーペットまで綺麗にしてルームクリーニングは終了。

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前席☝ 後席☟

シートの汚れが落ちただけでも気分が良くなりますね(*^^*)

 

本日はここまで。

翌日リペアから仕上げまで行います。

 

 

 

 

 

 

マツダ RX‐7 純正MOMOステアリングリペア(擦れ、ヒビ割れ) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都国分寺市にお住いのI様からご依頼です。

お車は、マツダ RX‐7。

純正のMOMOレザーステアリングをリペアします。

I様の気にされていたポイント。

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スポーク部分。

右手のグリップで革の表面が減っています。

また、貼り合わせヶ所が捲れてもいます。

外周の下面にはけっこう深い傷。

外周の上部を中心にレザーの劣化によりガサガサにヒビ割れて擦れています。

全体的に汚れてテカリが目立ったので、しっかり皮脂汚れを落とします。

下地処理も時間をかけて入念に行います。

捲れているところは、レザー用の接着剤を差し込むように入れます。

開かないようにテープで固定。

深い傷はレザーパテを数回に分けて充填して埋めていきます。

内部が半渇きにならないように徐々に埋めます。

減っていた表面もパテで成形していきます。

だんだん形が整ってきました。

慌てないでじっくり構えて作業を進めます。

成形しながら段差も修正していきます。

裏面も整えておきます。

塗料はクリーニング後の綺麗な状態に合わせて調合して作ります。

マスキングは、ステッチに乗らないようにひたすら丁寧に行います。

時間が掛かる作業ですが辛抱強く。

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殆ど分からないレベル。

捲れもなく綺麗になりました。

ガサガサもなくしっとり仕上げ。

I様のご要望は「張替えだとステッチも変わって雰囲気が変わってしまうので、リペアで可能か限り新品に近づけてほしい」との事。

部分的に切れているステッチを除いて表面レザーはかなり綺麗に新品に近くなりました。

I様が取りに来られて「凄い!完璧です」と喜んでいただきました。

純正品は希少価値があるようで、全く同じステアリングの状態のいいものは、軽く数万円するそうです。

リペアも時間を掛けての作業の為、安価ではありませんがご満足いただけて良かった(*^^*)

 

I様、更に追加で同じステアリングを同内容でご依頼されました。

レクサス RX450h ガラスコーティング 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

横浜市に在住の義理の弟から依頼です。

トヨタのハリヤーからレクサスのRX450hに乗り換えたので、ガラスコーティングしてほしいとの事。

新車購入ですがディーラーでは行わずに、連絡してくれました。

タイミング的には、新車時にコーティングするのがベストです。

大きいです。

ちょっと乗らせてもらいました。

高級感満点、ハイテク装備満載、その上燃費も12キロなんて立派、さすがレクサス。

後日、引き取りにきて笑顔で帰っていきました。

長距離ドライブも快適そうです。

 

 

トヨタ ヴェルファイヤ― レザーシートリペア(ゴルフバックによる破れ傷) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

埼玉県和光市の輸入車販売店様からご依頼です。

同じく埼玉県の板金業者様からのご紹介により出張施工となりました。

お車は、トヨタ ヴェルファイヤ―。

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助手席の裏側(背もたれのバックパネル)に傷があるとの事。

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アップで確認。

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破れて凹凸があります。

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下地工程。

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均して、専用パテを充填し、整形。

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塗料を作ります。

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脱脂してから塗装工程。

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終了したので担当Y氏にご確認。

すると、「追加で周辺の薄いキズもできますか?」との事。

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ゴルフバックを出し入れする際についた薄い傷が広範囲にあります。

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下地処理して塗装仕上げ。

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背面全体が綺麗に復活しました。

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Y氏に再びご確認いただき終了です。

「お客様は気にしていたので喜んでいただけると思います」だそうです。

 

お客様のご期待に応えられたのなら嬉しいですね。

※ 今回の様に、薄い汚れにみれるケースでも硬いもので擦れてしまった薄い傷の場合は、クリーニングだけでは綺麗になりません。

 

 

 

マツダ ロードスター フロアカーペット破れ修理(補強しました) 東京・杉並 輸入車内装修理専門店 なるほ堂

東京都にお住いのT様からご依頼です。

お車は、マツダ ロードスター。

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フロアカーペットが擦れて破れてきたので修理できませんか?とのご相談。

リペア補修も出来るのですが、見た目は良くても十分な強度は出せません。

T様曰く「踵で踏ん張るし擦れるので出来れば補強したいんです」

そこで、上から輸入品の専用生地を貼り補強する事にしました。

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フロアマットを外して確認です。

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左側面。

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左ステップの横。

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右側面。

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生地をあてがい型をとります。

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マスキングテープで位置合わせ。

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カットしたパーツを接着乾燥。

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T様のご要望により、少し大きめに補強しました。

この大きさであれば安心ですね。

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フロアカーペットの交換は、国産車でも相当な修理費になります。

輸入車だとさらに高額。

また、リペアは安価ですが、耐久性が心配です。

今回の様な補強は、見た目が気にならなければ一番の方法ではないでしょうか?

安価に修理ができて、剥がれてきたら張り替えも可能です。

意外とお困りの方が多いように思います、お気軽にご相談ください。

※ 黒以外は材料を注文するのでご相談ください。(小サイズでは注文できないので、場合により材料費が高額な事も御座います)

T様にご確認いただき、ご満足いただきました。

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